久しぶりにブラタイを子供達にやるように伝えた。
ブラタイとはブラジル体操、昔、強豪高校がやっている姿をナマで見てカッコイイと思った事がある。
毎年、ブラタイはたまにやる。
ブラタイを観ると今のチーム状態がわかるから。
全く、声が出ていないチーム。
キャプテンだけが声をだしているチーム。
声出しているんだけど、みんながバラバラで勝手に大声だしているチーム。
※たまに次の試合のチームが大声だけ出して試合中のチームに迷惑だなと思う時がある。(^^)!
列はバラバラでグタグタのチーム。
チンタラしていて適当な選手がちらほらいて、アップとはいえないチーム。
正直、やらない方がよいチーム。
色々ある・・・。
いつも選手達には、
「常に22人のサッカーの試合を意識して練習しているかどうか」が一番重要と伝えている。
要は、何を目的として今、取り組んでいるのか。
選手達に今回も改めて話しをした。
サッカーのゲームと同じ意識でブラジル体操をしているかどうかだ。
パスの出し手は受け手に合わせる気持ちがあるかだ。
バスの受け手は出し手に合わせる気持ちがあるかだ。
もちろん、簡単なだけのパスという意味ではないよ。
お互いに高いレベルでギリギリのタイミングを狙っている事が前提だ。
ブラタイでの声出し、手や足の開きや、ダッシュも同様だ。
お互いに全力を出しながらも合わせる意識も持つこと。
合唱コンクールで全国優勝するコーラスは聞いていて心地よいだろうし、一体感があるだろう。
だから迫力が、感動が伝わってくると思う。
軍隊のように揃えることが重要ではない。
足先から指先までチェックする必要もない。
細かい所なんてどうでもよい。
みんなの気持ちが、意識が、目の輝きも含めて、ひとつの呼吸になっていることが一番大切。
魂が塊になっているかどうかが重要だ。
その意味を理解しないと何回やっていても、何も変わらないんだ。
だからグラタイ。
ブラジル体操ではなくて、グランデ体操なのです。(笑)
相当・・・恥ずかしいグラタイ。
ここからどのように変化していけるか。(笑)