柏の葉での走りは最高であった。
流経柏高校選手達と一緒に汗を流せた。
A選手も沢山いた。
高橋さんからも厳しい言葉が飛び交う。
1キロ弱ダッシュ、本数を重ねるごとにつらく、キツイ。
そんな中、ゲームいつもぶっ壊すトモキは1番も1回とった。
さらに毎回上位を維持した。
終了と思いきや、
高橋コーチから、高校生はまだ行くけど、君達もやるか。
の一言。
これでラストだと聞いていただけに、、、、。
全力、キツキツで終わったと思った瞬間のこの一言で心折れる選手達。
そんな中、トモキとコウキが流経柏選手達の集団へ挑戦しに行った。
もちろん足をひきづりながらヨロヨロで。
しかしながら最初の1本目は上位で入ってきた。これには俺も、もしかしたら、、を感じた。
その後残り4本は一気に落ちたが最後までメニューこなしきった。
普段、トモキよりも走り上位入っている選手達が こんなビックチャンスに自ら走れなかった。
この差が強豪高校サッカー部でピッチ側なのかスタンド側なのかの分け目だと思う。
この数本の差は数本の差ではない。100本の差。もしかしたらそれ以上の差となった。
走りはメンタル。
ケツ走っていたうちの選手 捕まえて、君、自分の心臓に手を当ててみろ。
そして、トップの選手の心臓触らせて、どうだトップの選手の方が心臓バクバク激しいだろう、君の方が静かだろう。だから君はもっと上位来られるぞ。まだまだ自分を出し切っていないんだ。甘い甘い。
死にものぐるいで毎日やるのかやらないのか、その差が大きいんだ。
簡単には死なないよ。
走れない選手ではプロにはなれないよ。
今回の一番の収穫は流経柏グランドではなく、柏の葉でのこの汗だろう。
この1時間後の大会ゲームは相手チームには失礼であったが、俺に交代させられて泣いていた選手もいたことを含めて自分の甘さ、世の中の広さ 、感じた事だろう。
大会遠征は楽しいでは困る。朝から晩まででたった2ゲームだけこなして、他チームの試合観戦して、夕食食って、形だけのミーティング。
朝はあくびしながら5分程度散歩では困る。 だから朝も自由にしているのに。
どれだけの覚悟もってこの大会へ臨む決意もってきたかどうか、組み合わせ全員にプリント事前に渡したのも深いメッセージがあるわけだ。
だからこそ初日朝から俺に説教くらうわけだ。
ふざけるなと。
それにしても、大会中のゲームの合間にコンディション整えないチームはうちぐらいかもしれない。相手チームにだけは申し訳なかったと思う。
大会参加しても、やることはどれだけお土産持って帰れるか。
柏の葉が優勝以上のお土産となったはず。
それにしても、なによりも嬉しかったのはグランデOBタクマが60-70人の走りでほぼ全て1位であったこと。
アゥェーの千葉で一人毎日戦っていること。
A選手より早い。
グランデ魂はしっかりもっている。
俺は嬉しかったな。
がんばれ!タクマ。俺の中ではお前はA選手だ。意志と努力の力なり。
自分で言うのもなんだか、今回は組み合わせ表見たときから初日勝ち星数で数パターン2日目の行動考えていたが、本当に2日目まるまる日中5時間空ける事に成功した。ほぼ私のプラン通り運べた事はなによりであった。 まだまだ選手達より俺の方が数段上手だ。
世界で通用するプロになるにはやっぱり俺の想像以上の行動とらないとなれないな。
そんなヤツがいつ現れるのか楽しみだ。