ここ数日、俺もおまえ等も濃い数日間であったと思う。
日曜日行われた全日本フットサルU-15山梨決勝大会。
関東出場を決める大一番。(この時点では)
うちの3年生と2年生の直接対決となった。
俺は2年生のベンチへ座った。
なぜなら日頃のサッカーに対する努力の量を感じていたから。
前半終了ラスト数秒、安易なミスからワンチャンスで2年生が追いつき2-2。
このワンチャンス。簡単なゴールでないのにしっかり決めたところが後半の戦いを変えた。
後半2年生リード4-2から終了間際3年生が得点して1点差。
3年生の迫力ある攻撃も2年生達の身体を張ったプレーで耐えきる。
そのまま試合終了。
高円宮杯負けた時よりもおまえ等の涙は良かった。本当に。
この悔しさがなければいけない。
きっとこの3年間で一番悔しかった負けだと思う。
それが大切なんだよ。
それでも終了時はいやなものだ。どちらが勝っても負けてもだ。
両方に勝って欲しいのが本心だ。
よって、前後半通じてハーフタイムも含めて一度も選手達に声もかけなかったし選手交代もしなかった。勝手にやらせた。
タイムアウトもとらなかった。
今回、3年生達の気迫溢れるプレーを見られた事がなにより嬉しかった。
内容的には全くの五分であった。
両チームともにポスト直撃があったり、一進一退の緊張感溢れるゲームであった。
ユウスケのシュートも素晴らしかったし、タクミのドリブルは脅威であった。
セイヤもGKらしいプレー多かった。
ゆえに
勝ち負けの差は「勝利の女神が微笑んだ」差だけであったように思う。
微笑んだ差とは・・・・。
誰でも今だけ、は頑張る。問題は明日の為に今を頑張れるかどうかだ。
今は3年生達も気づいたと思う。そう信じたい。
昨日は嬉しかったな。
前日のフットサルおそらく帰宅はみんな23時過ぎていただろう。
朝は7時過ぎには自宅出発してクラブ新人戦を戦い、午後は高校選手権観戦してそのままフットサルの準決勝・決勝だ。
昨日のトレーニングも全員もちろん元気にグランドに来ていた。
OBコウキもトレーニングへ参加し+タツもタクマも含めてコーチ5名。
贅沢すぎる。
3年生達7名だけど・・・みんな来た。(ことにしよう)
コーチにはダメ出しくらつていたけど、俺はおまえら良い顔していたように思う。
まだ終わっていない顔してる。
あのルイが15キロは片道あろう道のりを汗ビッショリかいて自転車で練習に来た事は嬉しかったな。
親とケンカして送迎してくれなかったらしいが、ケンカはダメだけど自分の意志でグランドに来た事は褒めてやる。
そんなこともあり、3年生もゲームやらしてやりたくなって、昨日もまた30分も終了時刻が延びてしまい保護者の皆様には本当に申し訳なくいつも思う。
このまま3年生達ラストまでやりきれ。
悔しさあれば、コンチクショウあれば。
まだまだ取り返せる。
俺を見返せ。