今年の夏も毎日子供達と時間を共有し続けている。
幸せなことだ。
息子が全力を出しきり、汗をかき、真剣な眼差しで躍動している姿をどれだけのお父さんが生で見たことがあるであろうか。
よそ様のお子さんなのに俺はそんな子供達の汗が飛び散る距離で毎日9時間。
今年は12日間連続で生で今日も見続けている。
子供達の緑のソックスを下ろせば生傷だらけだ。
某専門誌の特集「適切な練習時間を考える」。
なるほど。
そして、何も考えないでいきなり練習量変更するチームもあるのだろう。きっと。
うちのチームの夏はこの練習時間がやはり適切だな。
日本人は良く働き、欧米人は休暇が多いなんて話しも聞くけど、私の知人の欧米人は相当働いている。私の知人の日本人は毎日パチンコへ行き、温泉へ行き、ゴルフへ行き、飲み屋のねーチャンと良く遊んでいる。とても良く働いているとは言えない。笑
言いたいことは、人それぞれに適量があるということ。
その適量をどれだけ変えていけるかどうか。大人になるとなかなか難しい。
前回のブログの常識と言うヤツだ。
一人の選手が真剣にやりきっているかどうかなんて週数回、1,2時間の練習で分かるはずがない。
ウマイかヘタかだけなら1,2時間で充分だけど。
真剣勝負の場である。
うちのチームの子は全員が真剣に一生懸命取り組んでいる。
自慢の子供達である。
その根底には信頼がないと難しい。
負けたチームは罰ゲームも恒例だけど、大切な事は罰ゲームはどうでもよくて、自分のこだわりであったり、チーム、個人として取り組んでいる事をやり続けた中で勝った負けたの罰ゲームでないといけない。
だから、ゲームに負けているからといってロングボールをゴール前に闇雲に蹴るサッカーでたまたま勝ったとしても俺は認めないし、それで負けたとしたら、罰ゲームそのものもやらない。
罰ゲームとは遊び心の副産物だからな。
お互いが俺たちのサッカーをリスペクトし、誇りに思っていないとダメだな。
リスペクトしあう仲間だからこそ。
ゲーム中は激しい、闘志と闘志のぶつかり合い。
そしてこの笑顔。
13,14,15歳の少年達がこれを体感していることはお金では買えないし、今しかないよ。
おまえらの夏は最高だろう!