学而不思則罔、思而不学則殆
(学びて思わざればすなわちくらし、思いて学ばざればすなわちあやうし)
監督の言われたとおりにプレーして自分で考えることを怠ってると、サッカーの本質が身につかない選手になってしまう。
また、自分で考えるだけでは狭く偏った選手になってしまう危険がある。
教わることと考えることの両立。
論語の中で孔子が説いている(たぶん)
サッカーとは、ただ監督から言われたことをその場でやっているだけでは足りない、勝ち上がっていけない競技であり、監督から言われた中から、練習や試合の中から自分のものにしたいものをなにがなんでも探しだしていく。
そして探し出したモノを理解、身につくまで復習し続けて自分のモノにしていくエネルギーがないと自分の夢を手に入れる所へはたどり着けない。
先日チャンスをくれと俺に言ってきた11名の中のカズキとハルキ。
翌日の帝京三とのゲームは良かった。球際も厳しく危機感が感じられた。
3日後の韮崎とのゲームは悪くはなかったが良くもないし欲もなく今まで通りに戻った。
(シュートもヘボいし安易な失点への関わりも以前と同じだ)
それではダメなんだ。
怪我をしたのであれば怪我以前と同様のレベルに戻っただけでは天が与えてくれた試練が無駄になってしまう。怪我以前よりも上のレベルになっていないといけない。
少なくともそうなろうとする魂が届いてこないと話にならない。
チャンスをくれと言ってくるだけの覚悟があるならばAに居たときと同じようにアヤトとヒロトに任せてチンタラ二人で向き合って基本やっている程度でAに残れると思っているのだろうか。
どうしたら以前よりも人間としての成長を認めてもらえるのか・・・。危機感が足りない。
カイ、タクマ、テンドウ、レツ、サキチ・・・。こいつら本当に一生懸命毎日腐らずにやっている。
こいつらの心の涙がいつも俺の心で泣いている。
それだけにカズキ、ハルキにはもっとやらなければいけない絶対責任がある。
ミーティングですらA全員でやっていないレベル。
(その手助けの役目がカズキとハルキだ)
Bに落とされた一番の要因がまだぼんやりとしか理解できていない。
■自分にできることを常に考えながら自分で役割を探し出す。
■そして仲間の為に汗をかける人間になる。
■そして自分達のチームを自分達で育てていく責任を自覚する。
■後輩達にグランデサッカーを伝えて行く責任がある。
■憧れられる先輩となる。
ヒロトは先日の保護者会時、終わりの挨拶時ぶっ倒れた。
それだけ緊張感持って挑戦している証拠だ。
カスギ、ハルキにはそれが全然足りていない。
ボウズにすれば良いなんてまさか思っていないだろうな。
甘いんだ。
俺が売ったケンカを買えよ。
俺を見返すだけの事を考えようとする行動がないと成長できないぞ。
今のままでは「憧れられる先輩」には絶対なれない。
コーチが2回も助けてくれたからコーチの顔立てて
俺もどうにかAに留めたがそうでなければ間違いなくアウト。
常に。
考えよ。