今月に入って2試合目となるトレーニングマッチを行った。
しかも格上の強豪高校との2試合30分×2本のみ。
今まで毎週ゲームをやっていたことを考えると選手達も試合の有り難みも少しは判ってきたのかもしれない。
1年生諸君、、、先輩達の真剣な日々を共有するのもまた大切なことだよ。こんな経験。これもまた他のクラブでは少ないと思う。
選手達の表情にもどこか成長の跡が見え隠れしてきた。
でも。
ここからが本当に大切なところ。
パターン化する戦い方は楽かもしれないが、選手自身で常に考えることが最も大切なこと。
人生、社会でも同じ。
誰にボールを出すかは22人の中で常に1人。この1人が常に決定権を持つていることが大前提でなくてはならない。
たとえ選択肢(判断)が違っていたとしてもその仲間をサポートしてやらなくてはならない。
なぜなら決定権をもっているボール保持者はチームの仲間なのだから。
ベンチからの声は選手の気持ちを後押ししてやること。
ミスを指摘するのは小学生にだってできる。
ジダンだろうがロナウジーニョだろうがノーミスのゲームは観たことはない。相当簡単なキックミスもしている。
ただミスを大幅に上回る感動するプレーを魅せてくれるということだ。
ジュニアチームでよくある光景だが、コーチからのラインの上げ下げでオフサイドトラップが取れたことに何の意味があるのだろうか。
指示だしたコーチだけが満足だろう、、、。
選手達が自分達で意図的に行ったオフサイドトラップであれば、
やだけど許す、、、かな。
今日のゲームもパワーのある高校生相手にひるまず戦っていた。
毎日の走りも、、、、少しは、、、????
が、、、、。
攻められながらも攻められながらもいつ反撃するかを選手自身で考えなければならない。
ここがもう少し、、、、。
そしてここが一番難しい。とても。
そしてそのタイミングをチームとして60分の中で
呼吸が合ったとき。
その時こそ。その快感を知っちゃつたら。
八ヶ岳魂がひとつになった時。
サッカーが、チームが、友達が、、、永遠にサッカーにはまる時。
もう少し。
もう少し。
この壁を越えてくれ。全員で。