四中工魂

少し前ですが三重に行っていました。

SMCスポーツマネジャーカレッジ8期生恒例の新年会です。
早いもので共に学んだ仲間達との楽しくもハードな日々から8年の月日が経ちました。
そしてその仲間達と今もこうして繋がっていることがサッカーの素晴らしいところです。

あの時の僕の卒論にあたるテーマは「八ヶ岳から世界へ通用するアスリート」でした。
このテーマは2001年クラブ設立からのテーマでもあります。
あと、一歩まできましたが、順調にはいきませんでした。
今回は一旦撤退です。
もちろん全て自分の不徳の致すところです。
もっともっと人間力を磨いていく事を痛感しています。

イチから作り直しです。
今年一年は地力を付け直します。(^^)!

話しは戻りますが、今年の幹事は四日市中央工業サッカー部が全国制覇したときのメンバーであった伊藤さんということで三重県開催でした。
来年は鹿児島ですので少し足を伸ばして教え子が住んでいる種子島へも行って来ようかと思います。毎年行くよと言い続けているうちに教え子も今年は就職してしまいます。(笑)
屋久島も行きたいです。

新年会と言っても呑むだけ(毎年メインですけど)でもなくて、サッカー事業に関する勉強会も真面目に行っていてそれぞれが取り組んでいる事業の発表であったり、情報交換を真剣に行っています。
8期生のメンバーはみんなサッカー界やビジネス界で活躍していて頼りになる素晴らしい連中ばかりです。
なかなか全員は集まれませんが、個別にお会いしたりもしてほんとうに勉強になるし刺激を与え合える仲間です。

そして新たな仲間も紹介していただいて毎年人脈が膨らんでいきます。
単なる名刺交換ではない本当の人脈です。

私は2日間のみの参加でしたが四日市中央工業の雰囲気は韮崎高校とどことなく同じ匂いがしました。
これってとても大切な気がします。

近年、この匂いがない無味無臭の強豪高校が増えています。
無味無臭が悪いとは思わないですが、陶芸や絵画と同じでその選手やチームから湧き出てくる「気」が伝わってこないことにはどんなに強いチームだろうと興味がありません。
無味無臭のマニュアル通りの接客のチェーン店よりも、使い込んだ清潔な調理場、椅子とテーブルがテカテカに磨かれていて、こだわりのオヤジが作る昔からの常連さんに支持されているラーメン屋さん。
私はそんな空気感が落ち着きます。

四中工の綺麗にブラシでならされたクレーのグランドは神聖な相撲の土俵のように感じました。
四中工は私にとってはそんな老舗ラーメン屋さんでした。
この秘伝の味は弟子に受け継がれていくのだろうと思いました。

人間臭さを僕はチームにも選手達にも求めています。
それは本当に大切なことだからです。

時代は変わっても、人間の本質は「優しさ」の上に存在するべきです。
本当の優しさとは表面上のことではありません。
相手を敬い、その方にとって将来の糧になるように心から考える。
サッカーの指導においても同じだと思っています。

今年は四中工魂から人間としての「優しさ」を再認識する事ができました。
伊藤さん幹事お疲れ様でした。
関わっていただいたみなさん。
ありがとうございました。

また次回ですね。

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四中工魂に負けずに「八ヶ岳から世界へ通用するアスリート」「八ヶ岳から世界へ通用する人材の輩出」はグランデ魂で諦めません。

S__21143577ジェフの大御所利渉さん、昨年京都パープルサンガ監督の一三さん、今年全国出場した四日市中央工業監督の伊室さんと。
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蒼々たる仲間と楽しい時間でした。S__21143578
鹿児島ユナイテッドの仲間から送られた地産都農ワイン。筋肉マン!来年ホストです。
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最終日はロープウェイ。なかなかの高さと長さです。山頂はスキー場がありました。まさか三重県にスキー場があるとは知りませんでした。


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