先月より毎月1回、中学生が小学生を教える日を設けてみました。
私自身、監督として30年近く経ちますが、教えることは今でもできていません。
そもそも私は、元日本代表でもなければ、教員免許を持っているわけでもありません。
普通のそこらのオヤジです。
教えるなんて無理です。
どちらかというと、今までの子ども達から学んだ事がほとんどです。
約30年間の監督。おそらく3.000試合以上ベンチに座り続けていること。それが財産です。
その学んだ蓄積を次年度の子ども達に伝えているだけなのかもしれません。
それでも今年は、人に熱を与える事がいかに難しいかを肌で感じています。
できたらそんなことは蓄積したくないので杞憂であることを願っています。
いつの時代も人間は、大人も、子どもも関係なく、素晴らしいということです。
今の親は、とか、近頃の子どもは、とか、
言いたくないです。
全ては自分の能力の足り無さが招いています。
人から教わることが上手くできないのなら、人へ教える事をさせてみたら案外上手くいくのかもしれない。
そしたら、とても楽しい時間になりました。
とても良い雰囲気でした。
やって良かったなと思いました。
来月もやろうと思いました。
この感覚を忘れないで欲しいです。
真剣な中でこそ、この感覚が幸運を呼び込みます。
そんな安易な発想ながらも、グタグタ考え込まず、現状に踏みとどまらず、ポジティブに現状を打開していく事が大切なんだといつも思います。
明日も前へ進みます。