先日、ある選手が、一生懸命毎日やっているのになかなか上手くならない。
自分自身がこの先上手くならないのではないかと思うと不安です。以下省略。
そんな話をした。
思わず。ニヤリ。
なぜならばうちの選手の中で1,2に値する練習量、そして常に考えてプレーしているAチームの選手だから。
もともとスランプとか壁にぶっかるとか、言うけど、まず他人から特に師弟関係の立場から見るとまず、スランプでも壁でもない。
不安に思うといことは常に成長している証。
平面の道を歩いている本人は次の曲がり角からの先の景色はわからない。
ある意味3次元で上から見ている私にはその曲がり角曲がった景色が見えているみたいなたとえとなる。
もう少しで次の景色に入れる。
壁に本当にぶっかる時とは、、、ボールを芯で捉えてゴール外したときと同じで、外したけれど足の確かな感触を実感し、すげー楽しくなった瞬間だとおもう。
だから、落ち込んでいるうちはまだまだ壁には到達していないと思う。
本当に壁に到達したときは楽しい時と置き換える。
グランデ選手全員。特に今日はそう思うよ。
小学生時代の「サッカー入門」捜してきて読み直してみよう。
加藤久さんの成美堂「サッカー教室」。ホコリのかぶった息子の本棚から引っ張り出した。
その1ページ目には「プレーがうまくいかなかったり、伸びなやんだりしたときに、自分の夢を簡単に捨ててしまう人がいます。実にもつたいない話です。人間は、目標がなくては努力のしようがありません。こんなときこそ、自分の夢を大事にすることです。これを皆さんにおねがいしたいと思います。夢これは言葉に変えれば努力目標ということです。これを持ち続ける事がサッカーが上手くなる一番の秘訣なのです。以下省略」
みんなの意識が上がっても、原点はそんなに複雑なものではないと思います。
サッカークリニック、テクニカルニュースをなめまくる前に、少しダサイユニフォーム姿のモデルとダサイイラストの「サッカー入門」を読むことから始めましょう。
コーチのみなさんにもお奨めします。