高校サッカー3回戦

 

08_01_03_02 08_01_03_03 08_01_03_01

今年も恒例の高校サッカーを観戦に行った。
毎年2回戦、3回戦を観に行く。
このあたりのカードにはJrユースを指導するうえでとても勉強になる事が沢山ある。
なぜならトーナメント勝負ということもあり、強豪高に勝ち上がる事も珍しくなくスーパーな選手いないチームがひたむきに戦う姿勢から得られる可能性と昔ほどない名門という名に負けない選手達のパフォーマンス。

第1試合作陽vs皆実の関係者には申し訳ないが、実は青森山田VS帝京が見たかったカードであった。
特に帝京には4人関係している選手がレギュラーで出場しており彼らの雄志を見たかったな。

手の内を知り尽くした相手だからなのか、お互いに積極的な攻撃はなく、特に作陽は前後半通して7人で守って、4人で攻撃。フラットスリーのラインを徹底していた。ときおり見せるダイレクトのパターン攻撃も単発であり野村監督が居ないこともあるのか今ひとつの出来であったように思えた。連動性というヤツがなかった。
PKではあったが皆実の勝利は帝京戦も含めて順当であったと思う。
個々の選手のトラップ、パスの基本技術は相当確かなものを感じた。
昨年の盛商に続いてのサプライズの可能性を感じたチームでした。

第2試合三鷹VS宮城工業は楽しみにしていたゲーム。
三鷹キャプテン北見君は毎年うちにきていたローマの選手。
私は第三者なのだが、自分のチームの選手が出場していたように嬉しい。
そんな三鷹のゲーム。
選手達、サッカー楽しんでいるな。
高校サッカーの原点だな。三鷹はと感じた。
で、選手個々のレベルも低くない。そして自陣では手数をかけず俗に言うステレオ攻撃の1人飛び越しを徹底し、ペナ前では仕掛ける。
運動量も落ちず、チームとしてのまとまりがあった。
宮城は上手い選手何人かいたし、鹿実に3-0で勝ったチーム。
彼らに足りなかった事は鹿実に挑んだと気持ちと三鷹へのリスペクトが薄かった点であったように思う。
中盤での無用なドリブルといい加減なヒールパス。
そして審判への抗議からのイエロー3枚。チームのリズムを作りきれなかった。
野洲や静学みたいに徹底しないとこうなる

もったいない。

あれ?どこかにそんなチームあったな?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です