第86回高校サッカー準決勝

08_1_6
Jrユース選手数名と高校サッカー観戦してきました。 やはり私には国立がサッカーの聖地と思えます。トヨタカップ第1回~20回まで足を運び続け、高校サッカーはここ10数年選手数名連れて訪れ、天皇杯決勝はヤンマーで釜本さんが活躍した時なんてガラガラで試合開始まで待っと係員いなくなりみんな無料で入っていました。もちろん国立スタンド一週走り回れた時代です。
ペレやベッケンバウアー、クライフ、マラドーナユース時代のゲーム。
そして今回も暁星高校の林先生はじめ数名の指導者との再会も楽しいものです。
山梨の強豪サッカー部も観戦にきていました。
その中にいたGRANDE選手2人とも再会でした。
流経柏のサッカーは観ていて楽しかった。特に途中出場してきた14番の2年生は良かった。自分の持ち味を出していたし、試合で通用する遊び心がなんといっても素晴らしい。
高校選び間違えると14番みたいな選手は日の目を見ないだろうな。
気合いと走りと強さと蹴る蹴るベンチからは指示だらけサッカーは私には合わない。
その点流経柏は6-0のハデなゲームが良かったわけではなく14番のようなプレー選手を認めている本田先生(私の知り合いではありません)が一番良かった。
大前元紀君の試合感は抜けていた。一歩目のスピードと頑張りどころを知っている。そしてなによりも最高のプレーは試合終了後、一人だけインタビューで他選手と行動が違ったにもかかわらずインタビュー台から降りるやいなや真っ先に相手応援団に一人で挨拶に行ったシーン。
周りがよく見えている。
もしかしたらエスパルスでも頭角を現すかもしれない。

2試合目藤枝東は玄人サッカーであった。
シンプルであるが個々のレベルは高く、1点先取してからは2点目を取りに行く意識よりも失点をしない事に全員が意識を徹底しておりディフェンスラインは安定しており、後ろでつなぐことは極力避けてセイフティーゾーンへまずはボールを置きに行く事を徹底していた。

昨年のカードのチームには失礼なようだが決勝戦は久しぶりに面白いカードになった。
千葉、静岡ともに今回選手権に出らなかった市船、静学という最強のライバルがいる両校であり、チームスタイルも市船は藤枝東と似ているし、静学は流経柏と似ている。
ある意味県予選勝っていれば、市船vs静学の決勝もあり得ただろう。
よって両校ともに戦う相手はプレースタイルの正反対の横綱同士といえる戦いが面白い。
また、両校ともにサッカー部へのサポート体制も万全であろうし、大舞台慣れしている両校。
分析部隊もここ1週間は余念がないだろう。

決勝は14日だそうだか、勢いで勝ち上がっちゃったチームの場合は1週間空くのは国見vs築陽の時のように大差の決勝戦もありうるが、
1週間空くことで地力のあるこの2チームには全く問題ないコンディション作りとなったことも良かった。

この国立のピッチに立つGRANDEの選手はいつ出現するのだろうか。
楽しみだ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です