18thAllJapanYouthU15FUTSAL

千葉市ポートアリーナに行ってきました。

毎年、フットサル仲間と再会できる楽しい場です。
今年は最強FIRE6番の(古~!)鵜飼さんとも再会できた。
お互い歳とった。笑

さて、今年も全日本U15フットサル関東大会が終わってしまつた。

1試合目4-2とリードしながら残り3分で追いつかれて4-4。

2試合目前半圧倒的に攻め続けながら0-0。

後半も攻め続けながらもフリーキックを決められ0-1。

その後自滅して2失点。敗退決定。ダサすぎる。

試合終了後、相手の監督さんから
「こんなウチが勝ってしまって・・・なんか・・・申し訳ないです」
と言われてしまった。これで完全にゲキチンされた。

グランデサッカーと真逆な粘り強くない屈辱の2ゲームを関東の舞台で露呈してしまった。

改めて、サッカー(フットサル)は選手の心がいかに大切かを確信させられた。
そして、関東レベルの技術がないことも確認できた。
確かに1対1の局面では優る場面も多かったがそれは単にボールを保持しているだけであって相手に対して強烈なダメージを与えるだけのボールキープ・ドリブルではなかった。
決定的チャンスをゴールに結びつけられないセンスの無さであったり、確実に決めきれないスキルの無さである。

強いチームとは個人レベルで考えると、
シュートが上手いし、ドリブル突破ができるし、相手を背負っていてもボール取られないことだと思う。その差がプロでも一流、二流を分けると思う。強豪高校でもピッチかビブスかメガホンかもその差だと思う。
とくにうちのチームはそこを大切にしている。

言葉変えればまだまだ個のスキルが山梨レベルということ。
関東では下手ではないけど抜けて上手いレベルには届いていないということ。

古い記憶は美化される事は承知の上だが、過去の関東出場したグランデチームと比べても「チームらしさ」がなかったと思うし、「ひたむきさ」さもなかった。
なによりも「選手達なんだか楽しそうですね」「グランデ強いね・上手いね」「優勝してもおかしくなかったですね」と関係者から言葉をかけられた1期生、6期生、8期生。
ファルカンやらヒールリフトやって普通にゴール決めていた選手もいたな。

今回は普通にシュート打ってGKに弾かれ、浅野さんから「シャッター押しましょうか」と言われただけであった。

まずは自分の責任を果たす。
そして自己犠牲ができる。
それが・・・足りない。

それでも応援してくれた3年生達は素晴らしかったと思う。
あの大きな声援はGoodだ!
心からありがとうと言いたい。
2年生選手も大切な新人戦よりも先輩のゲームを優先してくれた。
保護者の皆様のサポートも感謝だ。細かいご配慮色々と助かりました。

それだけに、俺の態度も自然に厳しくなってしまう。
他人の子供というより自分の息子と同様に思ってしまうようだ。
やれるのに・・・このバカ息子どもが・・・と。
過保護なのかな・・・。

一番は
こんなゲームを子供達にさせてしまつた自分に腹が立つ。
自分が一番ダメだ。

それも理解しているつもり。

俺の中では高円宮杯延長0-1で負けた事で
メンタル的にそしてアスリートとして勝負の厳しさをこいつら身についたんだろうと勝手に思い込んでいた。
そこにギャップができていたのだと思う。
そんなギャップが本大会2試合に出てしまった。

選手達は関東大会で優勝する思いでいた事は間違いなかった。
それだけに、間に合わせられなかった俺に問題がある。
3年生達にはサッカー(フットサル)も人生においても自立して欲しいと常々思っている。

だから・・・感覚で学んで欲しいし、我慢の連続しかない。

今後もうちのクラブはサッカーチームだし、フットサルの戦術とか練習はやらない。
それだけに日頃のサッカーの中でアスリートの心とそれを可能にするスキルを身につけていく方法しかないと思う。

それにしても、
昨日、電車に乗りながら、そして今も、来年こそは関東で優勝できるだけのアスリートになるには・・・と考え続けている俺がいる。笑

この10年間で7回関東大会出場して毎回・・クッソ~と思い続けているのだが、
(高円宮杯も毎年10回クッソ~と思い続けているし)

今回も全く自分の情熱が衰えていない事に我ながら驚く。

なんで俺モチベーション下がらないのかなー。

そろそろどうでもよくなるのかと思えないのかと思ってもそうなれない自分がいる。

なんで?自分でもわからない。

自分で考えて自分で判断し近い未来を逆算して行動し自分で自分をチョロチョロとアルコールランプのように長く燃え続けることができるアスリート。

「内容だけから」・・・「どんな内容で勝つか」・・・

さて、美味しいキウイフルーツ頂きますか。

6a0120a62b9f2a970b017ee58d82ca970d-800wi「世界に類のない甘さ」はキウイフルーツよりも相当に甘いバカ息子達。
けど
「自信の一品」と自慢できる所には一歩でも近づいていく信念にブレはなし。

美味しいキウイさんに感謝!

Apple field 2012

恒例・リンゴへ先日家内と行ってきました。

クリスマスとか来るともうこんな季節かと思うのと同じでリンゴの季節になるともう一年来たのかと思う。

 

それにしても毎年よく晴れる。

張り詰めた新鮮な空気と静けさにこころ洗われる。

今年も太田さんの顔を見られた。

この人に会うとホッとする。

 

試合に勝った負けたとか、サッカーの話題もしてこないからだろうか。

宿泊業は景気どうかとも聞いてこない。

俺がサッカーやっていて宿泊業経営しているの知っているのに。

1時間であろうが2時間でも聞いてこない。そんな話題にならない。

指導者としての立場なく、お客様との関係もなく一人の人間としての世間話は自分の余計なアクを取り除いてくれる。

サッカーとDENないと普通のおやじだよな。

息子はボチボチやつているとか、かあーちゃんには頭あがらんとか。

ゆっくりと時間が過ぎていく。

そして自分が育てているリンゴにはうるさい。

あのお客さんはオラッチのリンゴ来年からはお断りやな。

リンゴ粗末にされちゃーゼニもらってもヤダネ。

そんな調子だ。

太田さんの割れた爪と手のシワの年輪を見ると

毎日・ただのんびり過ごしていない事だけは理解できる。

俺は うちのクラブの選手達の笑顔と同じくらい太田さんの白髪とシワだらけの笑顔が好きだ。

このリンゴ畑に来ると新チームスタートとなる。

と、勝手に心で決めている。

太田さんと話し終えるといつも初心になれる。

気持ちも新たにまた、いちから子供達に正面から挑戦していく。

俺の挑戦逃げない選手何人新チームはいるのだろうか。

新たなる師弟関係築ける選手との出会い楽しみだ。

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Masato

先日、クラブ2期生マサトがDENに泊まりに来てくれた。
10年前。
俺がジュニアユースのクラブチームを立ち上げた事を思い出す。

「こんな田舎の子供も少ない八ヶ岳でクラブチームは田畑さんやめた方が無難だよ」
「中学生は部活でやれば良いし、中学にサッカー部がなければそれもその子の宿命なのだから他の部活やればよいと思うよ」「よくまあーこんな大変な事やるね~ご苦労様です」・・・等と言われた事を思い出す。

他にも色々言われたなあ~。今となれば・・・楽勝で笑い飛ばせるけどね!

スポーツ少年団時代は補助金も出たし、グランド使用も優先的に年間確保出来たし、しかも無料。
急にキャンセルしても誰も文句言われない。
クラブになったら、まずはグランドの予約が取れない。
もちろん毎回使用料がかかる(本当は当然の事だけど)
俺、煙草吸わないのに、グランドに吸い殻が落ちていたと役場より呼び出しが来た事もあった。
スポ小の監督の時よりクラブチームの監督になって確実に腰が低くなったと思う。

そんな設立したばかりの右も左もわからない私のクラブへ入ってくれた数少ない選手の一人が立派な青年になってDENに大勢の仲間と来てくれたわけだ。

マサトには苦労したな~。
「俺はフットサルやりません。サッカーやりにきているので・・・」
当時は本当に生意気なガキだった。
今回フットサルチームの仲間と来たのだから・・・俺の勝ちだな。(笑)

マサトと真剣に向き合った中で俺も相当成長できた。
マサトは足の怪我にも悩み続けた。
小学校の時のように身体が思うように動かない。
後輩に走りで置いていかれる。小学校時代はキャプテン。トレセンにも選ばれチームの中心にいただけにプライドはボロボロ。
この時まで小学生の監督15年やっていたけど、中学生の心を動かす事の難しさを改めて感じたものだ。
いつも笑って、ウマイウマイとおだてても。残念ながらその場しのぎに過ぎない。
こいつらの1年間は大人の5年間以上に変化している。
まずは俺が本気になること。
そこからがスタートだったな。

だから、グランドに立ち続けた。
試行錯誤しながら、誰もやらない事に毎年チャレンジし続けた。
もちろん今も進行中!
会議やら、クラブ員の勧誘やらはどうしても後回しになった。
いつのまにか、サッカー協会の理事やら様々な役職も全て・・・肩書きはなくなった。笑

マサトも来年から東京で社会人生活らしい。

話しをする中でマサトの成長をとても感じた。
俺への気遣いも感じた。
いつのまにか大人になったんだな。

ジュニアユース時代の話しをしながらお互い・・・少し涙ぐみました。(笑)

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88thDENCUP~beginner

2012FIFAフットサルワールドカップ。
一昨日決勝トーナメント敗退は残念でした。
それでもカズさん効果もあり、民放でも放映されメディア露出も増えて注目されて嬉しい限りです。

カズさんはもちろん、小宮山選手、木暮選手等若かりし頃。
DENに来ていただいた日を思い出しながらTVでヱビスビール片手に応援していました。

さて、日曜日は88回目のDENCUPビギナー大会でした。
もうじき20年になるのだから・・・よく続いています。皆さんに感謝です。
多くのFリーグ選手が無名時代に参加してくれました。
身近ではVF甲府の柏選手も素晴らしいプレーを見せてくれのが昨日の事のようです。

4月にゲーム中に若者との接触から内側側副靭帯を重度に伸ばしてから1ヶ月固定し、8月に入り日常生活には違和感がなくなったこともあり、9月から筋トレを開始しどうにか筋肉も戻りつつあり10月よりボールを週に1回程度軽く蹴れるようになりました。

怪我をして7ヶ月近くになり膝のリハビリもようやくよくなってきたので接触が怖いですがDENCUP復帰してみました。

この歳になっても身体を動かす事ができるということがどんなに素晴らしい事か・・・改めて「すべてに」感謝です。

というか、9月から復帰に向けて身体作っている自分が怖いです。(笑)
カズさんではないのに・・・。50のオヤジが・・・おとなしくしていれば良いのに・・・。

ゲームとなると若者達の手加減なしのシュートには身体が瞬間的に怖がってしまいGKをやっていても以前は反応できていたボールに若干の躊躇があるようです。
よって触っていてもゴールを許すシーンや体重が片足に乗った時に瞬間的に力を入れるのが怖くて反対側へ軸が相当ぶれている事を感じました。

フィールドでもやはり・・・若者とのフィジカル接触が怖かったです。

それでも3得点できたし、自分より半分以上も年下のみなさんと一緒にプレーをさせていただき
ボールを蹴れる事に幸せを感じています。
カズさんより5つ年上なだけに・・・。なぜか嬉しい。

今回はレベルの高い社会人チームの方も参加していただきました。
その中で私が日頃指導している中学生チームのGRANDE15が優勝をしました。

特に決勝戦は忘我の境地とでもいいますか・・・時間を忘れて今・目の前のプレーに没頭している。
フロー状態で集中したゲームをすることができていました。
この感覚を味わえた事は収穫でした。
彼らにとって大人の方々と一緒に楽しむことができた一日は大きな財産になったと思います。

ただ、私は準決勝で彼らに負けたのが悔しくてたまりません。くそー。
それでも、教え子達と一緒の舞台で楽しむ監督もまずいないでしょうから私はやはり幸せなのでしょう。

怪我せず、楽しくDENCUPできたことがなによりです。

次回は私のクラブのジュニアユース新チームの準決勝戦と重なり出場できませんので、その次にでも・・おやじ・・楽しみたいと思います。

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Fair Play award

2012年山梨県U-15高円宮杯。

フェアプレー賞をいただいた。

実は協会関係者の方から「田畑さん。八ヶ岳フェアプレー賞に選ばれましたので決勝戦終了後の閉会式に2名出席させください」と連絡をいただいた。

この時は「そうですか、ありがとうございました」と言いつつも別に嬉しくもなかった。

この場に残れなかったことが悔しいし、決勝戦ったばかりのユニフォーム姿の他チーム選手達とジャージ姿のうちの選手達一緒に並ぶのかと思うと・・・。

あれから4日後の昨日キャプテンのムラから表彰状とトロフィーをもらった。

今まで優勝やら準優勝した賞状も沢山ではないけどあるが、

設立してから高円宮杯でフェアプレー賞をいただいたのは初めて。

 

賞状とトロフィー見るまでは全くどうでもよいと思っていた。
家に帰ってヱビスビール片手にバルサとラージョの録画観ながら・・・。

賞状眺めていたら・・・。

正直。なんだかとても大切なモノに感じた。

こいつら・・・頑張ったよな・・・。

 

この賞状。優勝と同じだけの重みあるように感じてきた。

どうでもよいなんて思ってしまった自分を反省した。

思えば、関東出場をかけ延長0-1で負けたゲームでも相手はイエロー出たがうちのチームはゼロで最後の最後まで戦い抜いた。最後はうちがシュートを打ってGK真っ正面で試合終了となった。

高円宮杯全てのゲームでカードは出されなかった。

考えてみれば、この表彰状だけが自分達の力だけでは貰うことの出来ない表彰状であるということに気づいたわけだ。

今頃気づくなんて俺もダサイ。

関係者の方々には沢山のチーム中から選んでいただいたことに心から感謝しなければいけないのに。

今は反省している。

大切にしたい。
初心忘れてはだめだよな。まったく。

 

明日にでも額を買ってきてDENの玄関に飾りたいと思う。

 

それでも

 

やはり

ムラ!
次の大会優勝の賞状を持ってこい!
6a0120a62b9f2a970b017d3d2ab2a8970c-800wi 6a0120a62b9f2a970b017d3d2ab353970c-800wiそれでも、この場で悔しいと感じたはず。この悔しさを活かせよな。