今年の夏も多くのOBが顔を見せている。

千葉へ行ったリョウは3月以来初めての帰郷。

県外行って一人でグランデ魂背負ってガンバツテいる。

DENの厨房開けたら居た。小淵沢駅から真っ暗な夜道歩いて来たそうだ。

真っ黒に日焼けした精悍な顔みたら、グランデ時代と同じく不器用ながら淡々と日々努力している姿が想像できた。
夜空を見上げながら、DENテラスで久しぶりに語り合った。
と、言うか、こうやってOBになってからだな、どの選手ともゆっくり話し合えるのは。
グランデ選手時代は俺の事おそれ多くて話しもできなかっただろうにな。
選手と監督なんて言うのは馴れ合いになったらチーム崩壊するし、選手に好かれようなんて思う必要もないだろう。
選手からリスペクトされていればそれだけで良いと思う。
学校の先生でたまにいるけど居ない所で｢○○のボケ｣なんて呼び捨てで呼ばれていたらクラスもクラブも終わりだな。

ジュニアユース時代・県トレセンに一度も呼ばれたことのなかったトモキもU16国体代表選手にも残ってマエイクで一人頑張っている。こいつも時間あればグランデに顔見せる。嬉しいな。

タダスケも相変わらずだが、いい顔している。

タカが久しぶりに白州Gへ顔出したのは嬉しかったな。

シズカグ・ユウキも静岡からの遠征でゲーム見られたし、坊主頭はグッドだったな。あとは執念だな。そこだけ。ゴールを奪え。
活字で残るのはゴールだぞ。お前は絶対成功できる。

リュウケイ・タクマも相変わらず素晴らしいヤツだ。
リュウケイコーチより｢本当にタクマはグランデ大好きなんですね｣と言わしめた。
こいつの熱さこそグランデには毎年必要だと思う。
松井以上にボールキープしつづけ3,4人に削られ続けてもトライしつづけたグランデ時代の姿は今でも鮮明だ。未だにこれだけキープしつづけたボランチはコイツだけだ。
  
そしてダブル・タツ。
テイキョウで頑張ってるタツヤも毎日朝から晩までグランデ選手と過ごしてくれた。
背か伸びた。立派な青年に成長してきた。あと少し。そしてまだまだ頑張れる。
応援している。

俺も大助かりだし、なによりも選手達が幸せだ。

タツも大学サッカー部合宿終えた足で深夜に里帰り、そのまま全ての時間をグランデで過ごし、次の日からはまた合宿。波崎遠征だそうだ。

このダブル・タツの意識はみんな見習いたいものだ。

今日も選手達には話したのだが、1失点グランド10週だからと言って試合に勝つことだけで、内容が自分達に満足できない、グランデサッカーからかけ離れたゲームやることだけはしないようにやろうと。それはグランデ選手としての誇りであり、男としてのプライドだろうと。トレーニングマッチこそ、色々な事にチャレンジし、他人から観たら、グランデ思ったほど強くないよね。いくらでも言ってもらっていいじゃん。大切な大一番で勝てる強さ身につければ。

練習でこそ、得意でないものにチャレンジし、引き出しを増やす、そして本番では一番自分に成功確立の高い得意技で勝負すれば良いだけのこと。
OB達のレベルも低くなくてホッとした。

明日もナイストライの繰り返し。