高円宮杯GRANDE・FINAL

高円宮杯GRANDE・FINAL

高円宮杯が終了し、全日本フットサル関東大会が終了し、3年生の全国の大会は全て終了した。

それでも月曜日の練習には3年生18名全員がいつもとかわらずグランド1週のリフティングを各自で開始していた。

なにも変わらない。

誰よりも、そして今の自分よりも、上手くなる。

多くのチームが数ヶ月前に新チームにシフトし、3年生は受験勉強という名のもとにチームを追いやられる。

公式戦が終わったら、引退なんて、ナンセンス。
自分がサッカー好きでありつづけていれば引退なんて言葉は存在しないはず。

上手くなるのに公式戦で区切りをつけるなんて意味がない。

ここからの数ヶ月が一番上手くなる。間違いない。

なぜならば、心身ともに大人へ成長し、自分の事を誰よりも愛してくれて、どんなときも祈る思いで応援してくれている親の存在。親の心の涙がわかる時期にさしかかる。

そして、1年生の時はただ怖いだけの存在であった俺の心がなんとなく感じられる時期に突入してくる。

だから俺の言葉が怖いだけでなく、どこかに心地よさが響くように変化して受け止めている自分。

それに気づく。

自分に愛情を注いでくれた事を振り返る事ができる時期となる。

それが、感じられる青年に成長していることがグランデサッカーの本質である。
だからグランデ以外の同世代の青年が全てこの時期にこうなっているとは思ってない。

高円宮杯の写真・ようやく少し手をつけた。
3位の表彰状はまだ車の中だ。トロフィーもまだ箱から開けていない。

おまえ等には、終わったことにグチグチ未練残すな、前へ進め、気持ち切り替えろなんて言っているくせに、俺が一番未練タラタラだな。これじゃ。

おまえ等が3月までやり通した後にDENに飾ることにするか。

高円宮杯GRANDE・FINAL


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