この3日間、グランデジュニアのゲームをみている。
いつもながら、このジュニアの選手達がジュニアユースに上がってきたときにここを観ていないと、この子達の成長過程が分からずじまいになってしまう。
だからこそできるだけ小・中一貫で観たい。
A氏とも昨日、今日とエネルギーいただけた。
尊敬する永遠に追い越せないライバルである。
色々な方から、ユニフォームの色変えないほうが、なぜそうしたの、そうするのかと聞かれる事が多い。
無責任かもしれないが、そんなに深く、説得力あるように答える準備は正直ない。
前にブログに書いた
「Because it is there」 (そこに山があるから)の感覚でしかない。
アスリートが自分の記録を0.05秒でも更新するために多くの時間と労力を費やすのと同じ感覚なのだろう。
もっと、この子達に何かできないだろうか。
特に今年の3年生達と取り組んできた中でこの子達にそうさせたいと思ったから。
もちろん・現実にはこの子達には間に合わないのだが。
静岡学園高校の井田勝通元監督が言っていたお言葉の「サッカーは芸術」に相通じる。
私もそう思うし、絵と同じように観た人が感動するかしないかだろう。
その人の感性で自由に描く、そこに人を感動するエネルギーが生じる。
芸術は習い事ではないということ。
個性とは人と違った行動や奇抜の格好をして目立つことではなく、
人と同じ事をやっているのに魅力ある人こそが個性だと思う。
パブロ・ピカソは作風が目まぐるしく変化していった画家としても有名であるが、多くの画家も、料理家も、思想家であっても変化していると思う。
それでもみな「こだわり」はあったし、個性豊かと評されているだろう。
私の中の「こだわり」とは「観ている人も誰もが感動するサッカー」を具現化できる選手を出現させることへの「こだわり」である。
アスレタであったり、緑のユニであったり、ドリブルは超大好きだけど、そこは「こだわり」と言う名の幹ではなく、いつでも生えてくる枝の部分である。
明日早朝出発で浜松遠征である。結局この1週間も毎日FOOTBALLだな。