昨日、山梨県U13大会最終日が行われた。結果は3位。
2年前、準決勝でヴァンフォーレ甲府に2-1で勝利し、その勢いで優勝した。
その時は1年生が21名在籍しGKも2名いた。
今年の1年生はGKなしの12名。オマケに足骨折して復帰まもない選手や、3日前に鼻折ってる選手。流行のインフル病み上がりの選手数名。
小学生4名借りての戦いとなったので、2年前の優勝時と比べると価値ある3位かもしれない。
準決勝のヴァンフォーレ甲府と公式戦で戦えたことはとても良かった。
選手層も厚く、身体も大きい選手達にグランデの1対1の個人スキルがどこまで通用するのか、そして最後までやりきれるのか。
結果は最後までやりきれた。
内容的にも崩されての失点というよりかは、攻め込んだ後のDFの裏に蹴られての失点。
特に後半は相手陣地でシュートまで行けたシーンも多く作れたし、相手のクリアーボールもかなり拾えていた。
なによりも嬉しかったのは今まで一度も試合で使っていなかったタカシの得点だ。
タカシは新チームで一番練習頑張り続けている選手。まだまだ身体も小さい。
6年生が出場しているなか、ベンチ座り続けたことは悔しかったと思う。
前日の3回戦勝利した後も一人目に涙ためていたのを知っている。
準決勝・ヴァンフォーレ甲府戦、後半残り12分でタカシ入れた。
タカシが全力でヴァンフォーレ甲府相手に走り通せる時間と勝手に試合前から決めていた。
終了後、握手したかったからな。
シュンからケン~ムラが潰れて、そして走りきれていたタカシの前にボールが弾みながら転がってきた。タカシはそのままボールごとゴールへ走り込んだ。まさにナイスラン。
勝利の女神はタカシにちゃんとプレゼントくれたな。
努力は必ず報われるんだ。と言うことを。
準決勝まで今まで無失点のヴァンフォーレ甲府からの得点は価値がある。
結局ヴァンフォーレ甲府から得点取ったチームはグランデだけだったようだ。
ゴール決まった瞬間、俺も思わず涙腺緩んだよ。
声まで裏返ってしまったし。
タカシの得点は本当に嬉しかった。
まあー。
それでも、ヴァンフォーレ甲府に負けたわけだし、
3位なんかで満足していないし、やはり悔しい。
個々の能力、戦術、色々な部分で追いつかなければならない課題は浮かび上がったし、
前半も後半も2分間で2失点というもったいない失点をなくさないといけない。
まだまだメンタルが足りない。
失点したからと言って直線的に点を取りに行くレベルを卒業しないとね、
チームも個人も上手くなる事をベースに目先の勝利に惑わされず、やはり最後まで自分達のスタイルをやり通す強さが必要だ。
2年前準決勝でヴァンフォーレ甲府に勝利して優勝した先輩達は3年生最後のクラブカップ決勝でヴァンフォーレ甲府に負けて準優勝で終わった。
君達はヴァンフォーレ甲府に準決勝で負けての3位スタート。
2年後3年生最後の大会時。ヴァンフォーレ甲府に勝って優勝で締めくくりたいものだ。