つい先日も北九州から電話が入る。
「デンさん元気! 」いつも元気だよな。ヤスさん。
そんなヤスさんがまだ現役時代時の会話で聞いたことを思い出した。
毎日ハードな練習しても疲れると言う感覚はなくて、フレッシュな感覚になるそうだ。
明日も今日よりもハードにやってやるという感覚でその日を終えるそうだ。
なるほどと思った。
ヤスさんの足元にも及ばないレベルだが、
知人からよく言われる。今日も言われたが、「毎日忙しくて大変ですね」とか、「よくこれだけの事やれますね、休む暇ないですね。いつ寝ているのですか・・・・」と言われる。
本人としてはピンとこない。
なぜなら毎日が楽しい。
サッカーで例えるならば、今のシュートミスを次こそは決めてやる。早く次のゲームやりたい。次はパスではなくシュートまで行ってやろう。次はこの借りを返す。いまに見ていろ。スーパーゴールをまた次も決めたい・・・・。
そんな感覚の毎日である。
うちの選手達もそんな感覚で毎日練習にきていたらよいのに。
練習終わって疲れると思う選手は、なにやっても疲れるのだろう。
きっと大人になっても毎日疲れているのだろうな。
練習開始時から疲れた顔している選手もいる。
甲府の佐久間さんともこの頃お付き合い増えたのだが、常に冷静にスマートに物事を客観的に判断し遂行していくパワーには化け物と感じる事がある。
これもまたご本人は当たり前なのだろう。
そんな佐久間さんとの相通じる点も少しはありそうだ。
それは、お互いの物事に取り組むスピード感だ。
「後でやっておきますね」
私も佐久間さんも後での感覚はその日の中での後での感覚。だからパスも通るのだろう。
他の方々は明日でも良いという感覚。場合によっては1週間後に資料持ってくる方もいる。
昨年暮れにお願いした事をまだやってくれていない方もいる。
私の中では、既に終わっているレベル。
サッカーのパスと同じで走っている相手のスピードを逆算して移動するであろうほんの少し先を考えてボールを蹴る。
ヤスさんや佐久間さんとはスルーパスが良く通るし一緒にプレーしていて楽しい。そんな感覚
メチャ蹴りは良くない。
そして、
ポゼッションサッカー全盛のご時世ではあるが、ゴールへ向かってボールを運ぶ、そして得点を取るというサッカーの本質をやはり原始的にやり続ける。
サッカーも人生もシンプルに楽しむことが出来ているかが大切だと言い切れる。