「スピード」がビジネスを制する
橋を渡った先に新興国という巨大市場があるとすれば、たとえその橋が崩れかけていても誰よりも先にその橋を渡らなければなりません。
それをしないで、きょろきょろと周囲の様子を気にしていた挙げ句、誰かが橋を渡り終えたのを知り、ようやく渡りだしているとすればどうでしょう。
そのタイミングは、他の企業と同じになってしまうだけです。
三社、四社・・・・十社と、同じタイミングで橋を渡っていこうとしても、その橋は重みに耐えられず崩れしまうことになるでしょう。
今日と明日とでは何もかも違うという考え方をするのが韓国人ですが、日本人の発想はそれとは逆です。
明日も明後日も、今日と変わらないで欲しい。
そんな願いを抱いてしまうほど変化を嫌がる保守的な部分を日本人は持っています。
リーグ戦に慣れている者の決定力は遅くなりがちですが、それでは絶対にトーナメント戦では勝てません。
リーグ戦では、勝つ事よりも負けないことをまず考える発想があるからです。
リーグ戦の中で負けないことを心がけているなら、スピードよりも根回しが必要になるケースも多いのですが、トーナメント戦ではそうはいかないのです。
それだけトーナメントとリーグ戦の違いは大きいものなのです。
日本では「石橋を叩いて渡る」慎重さが尊ばれる風潮がありますが、韓国では逆です。
丈夫な石橋であれば渡りません。それを渡ったとしても二番手、三番手が追随してくるからです。
石橋ではなく腐りかけた橋なら渡ります。それを最初に渡り振り返ったとき橋が崩れ落ちるからです。
「どこの会社が導入している実績がある商品です」というような売り込みは韓国では通用しません。
日本のように「実績を作ってから出直してきなさい」といった追い返しとは逆なのです。
誰もやっていないからこそ、自分がやる。
利益を出すためには、そういう姿勢が大切なのです。
だからこそ、求められるのは「決定の速さ」になるのです。
角川書店/サムソンの決定はなぜ世界一速いのか/吉川良三著より一部抜粋
サッカーにも通じる部分を感じた。
全国リーグ、関東リーグ、県リーグ・・・全てがリーグ戦化していく、そしてジュニアの8人制、よかれと思った様々なアイディアを出したとしても、一歩間違えると、手間暇かけたぶんだけ選手はヌルくなる。
ヤスさんもよく言っているけど、俺等の頃は誰も教えてくれなかったし、自分でただ上手くなりたいという想いだけで毎日非効率かもしれないけどサッカーやっていた。それでも俺はプロになれた。
人数少ないからボールに触れる回数が増えるという発想よりも人数多い中でどうやってボールに沢山触れるかはやはり選手自身がチャレンジするものであると思うのだが。
Are you hungry?
サッカーという名のおなか空いていますか?
満腹の有名選手より空腹で飢えている無名選手の方が好きだな。
余談だが、昨日は深夜まで県内でおそらく一番多忙な友人と焼き肉。冷凍ではないサシミ肉。
ビールなしがつらかったが・・・・・最高に美味かった。
俺は超満腹でしたけど。なにか。