蛙の子は変える

今日は先週に引き続き3年生達がDENを掃除してくれました。

日頃なかなか掃除する時間も後回しになりがちなので、とても助かりました。

本当にありがとう。

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今日選手達に話した言葉です。

「将来僕はプロ選手になる」「大会社の社長になる」「東大に入る」・・・。

高い目標を持つことは大切なのかもしれないが、本当の目標というものは少し違うのかもしれないと。

プロ選手になろうが、社長になろうが、東大に入ろうが人生はそこからが長い。
きっとゴールではなくスタート地点なのだろう。

だからこそ、その前にもっと当たり前の事があるのではないかと話しをしました。

サッカーが大好きで上手くなりたい。
だから上手い連中が沢山いる高校のサッカー部に入りたい。
気持ちが高ぶる。
こんなにも上手い先輩達が沢山いる中でやりたい。

監督や親から
「こんなにレベル高かったらお前レギュラーになれないよ、県トレセンすら入っていないお前が行っても通用するわけないし一生Bだぞ」
「ここの高校だったらお前1年から試合でられるチャンスあるかも」
「そこそこ名前も通っている高校だし、特待もらえるかもよ」・・・。

著名なサッカー関係者の方も強豪高校サッカー部は部員100名もいて選手を潰しているなんてコラムも読んだこともあるが、それでもその高校でサッカーやりたい選手は全員とは言わないけど、
きっとその子は「胸がワクワク」するのだろうと思う。初恋と一緒か(笑)1

きっとヤスさんの弟のカズさんも16歳の時そんな思いでブラジル行ったんだろうな。
海外志す子もそんな想いなんだろうな。

言いたい事はというと、若い時にワクワクするところへ行きなさいということです。

胸の鼓動が高鳴る処。
緊張感溢れる毎日を過ごせる場に身を置ける処へ。

その毎日の繰り返しがあるからこそ、気がつけば、

プロ選手になって活躍していたり、

会社の社長になって新規事業立ち上げたり、

東大に入って好きな研究に打ち込んでいたり、

あまり先のことばかり考えるよりもまずは
「今」
一生懸命に自分がやれる事をやることが第一歩なのだと思います。

今日のDENの掃除にしても「その差」なんだと思います。

誰も知り合いのいない土地に東京からやってきた普通の若造であった俺でさえ、
気がついたら25年も田舎で毎日グランドに立っていた。

25年毎日グランド立っていようなんて決めていなかったし、クラブチーム設立しようなんて思ってもいなかった。

「サッカーを真剣にやることは楽しい」
それを子ども達に伝えたいと毎日考えていたらいつの間にかヴァンフォーレ八ヶ岳になっていた。(笑)2

不思議なものだ。

親からこのままで将来どうするんだと言われている子ども達よ。
その親もまた君達と同じ時はそう言われていたと思う。

安心しなさい子ども達。
親からもらったDNA。

カエルの子はカエルだ。

ハゲから腹の出ぐわい・・・いずれオヤジと同じになる。(笑)3

親を超えるのであれば、今を一生懸命やるしかない。

親には今から稼げない若い時の「その差」を稼げ。

蛙の子は変える。

それはお前次第だな。

 


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