山梨インターハイサッカー・東福岡優勝で次なるステージへ動き出した。
この10日間、地元帝京第三、山梨学院のゲームはもちろん。
野洲、東福岡、広島皆実、青森山田等6試合を観ることができた。
色々と考えさせられた。新たなるヒントも得た。
多くの友人との再会もあった。
前回1996年山梨開催時は優勝した清商1年生小野伸二さんに驚かされた。
中田浩二さんも帝京キャプテンで準優勝であった。
ジュニアユース世代に携わっている私にとって一番興味があるのが高校(U18)世代のFootballだ。
手塩にかけたこどもたちを託す次なる3年間。
待ったなしの仕上げの3年間。
激戦を勝ち上がりインターハイ出場高校がどんなFootballにチャレンジしているのか。
技術、戦術、身体、精神がどのレベルなのか。
うちの選手達がここに混じって躍動している姿がイメージできるか。
ジュニアユース選手達は常に勝利を追い求めているであろう。
それはアスリートとして当然なことだ。
私はいかに高校(U18)世代で躍動できるかのジュニアユース3年間と位置づけている。
有名・強豪高校に行かせることではなく、
自分の大切な宝物をしっかりと磨き続けてくれる信頼できる監督の高校(ユース)に行かせたい。
包丁でも刀でも同じ方向で根気よく丁寧に研かなければ切れ味は増さない。
今、キレがあっても常に同じ方向へ研ぎ続けなければいずれキレなくなる。
場合によっては、刃は欠け、研ぐことすらできなくなる。
今、キレがなくとも信念を持ち続けブレず正しい方向へ研き続けろ。
いずれは恐ろしいほどに研ぎ澄まされる時が来る。
仕上げの世代。
仕上げの研き。
ここで荒い研きをされると今までの研きが台無しになってしまう。
しっかりと丁寧に研いでくれる指導者へ託したい。
精神の研き。
社会性の研き。
健全なる身体の研き。
そしてなによりも。
指導者自身。
己を研き続けている指導者に託する。
それが最低条件となる。
昨年お世話になった河崎監督の星陵も以前よりFootballが変化していた。
帝京第三は見続けているが春から確実に成長していた。ナツキのプレーは観たかった。
東福岡はある意味完成されていた。
冬にどのように進化できるのか。今から興味がある。
山梨学院もやはり能力高い選手が揃っていた。