G.Wは今年も子ども達と一緒に5日間を過ごしました。
子ども達とは、うちの選手達のことです。(^^)!
まさに全力全身の5日間でした。
指導者が強烈な熱を持っていなければ子ども達に熱を与えることはできない。
冷めた指導者では逆に子どもの熱まで奪い取ってしまう。
それに気づいていない指導者本人、そんな指導者を雇っているクラブ経営者がどれだけ多い事か・・・。
それでいて「うちの選手達はやる気がない」とぼやいている。
会社でも・・・ありそうですね。
1年生合宿では合宿と遠征の違い、礼儀やサッカーの心構え等の内容でした。
それでも今年のゲストは鬼木さんに来ていただき沢山の気づきを与えてもらえました。
彼の探究心そしてプロフェッショナリティ。
気さくな人間性こそがまさにコミュニケーションスキルそのものでした。
鬼木さんありがとう!
2,3年生合宿においては初めてゲストを呼びませんでした。
コミュニケーションスキルをテーマとしてガッツリと3日間取り組んでみました。
日頃から問いかけているグランデサッカーの本質にどれだけ迫ったてきているのかの確認です。
サッカーも社会もコミュニケーションの連続です。
話し続ける事がコミュニケーションではないことから子ども達には話しをはじめました。
正論であっても人の心は動かない。
ほんの少しの目の動きや、肩の揺れから相手の心情を察することもコミュニケーションスキル。
サッカーでいう、アイコンタクト、ボディーランゲージです。
場合によっては、季節、天候、社会情勢によってもおおよその相手の心情を察することも可能です。
時・場所・場合の服装で相手に対するメッセージ、印象も変わってくる。
選手がスパイクを磨いてきた、いつもより握手の握りが強い、集合の時いつもは端にいるのに今日はセンターへ来た・・・。
選手にかける声も変わってきますね。
これもまたコミュニケーションスキルなのかもしれません。
同じ言葉であったとしても、抑揚・タイミングの僅かな時間差で商談も成立したり失敗に終わる場合は多い。
ゲーム中はまさにその連続である。
サッカーが人生や社会の縮図と感じる。
だからこそ、この合宿は大切なんだと常々伝えている。
もっとも私はコミュニケーションスキル等の先生でもなんでもないし、企業向けセミナー講師でもない。
今まで自分自身が経験・体験・学んできたことから若者達に伝えたいことを伝えているにすぎない。だから私自身も選手達と共に学び続けるしかない。
今回子ども達に学んで欲しいテーマとしたのは
「相手との距離を縮め信頼を得ていく」事にしました。
それがサッカーにおいても日常生活においても必要かと感じているからです。
それを少しカッコ良くコミュニケーションスキルと言ってみただけなのです。(^^)!
今年も色々ありました。
失敗を沢山選手はしました。
泣いたり泣いたりの連続でした。
お笑い系のコミュニケーションスキル講座が中止になったのは残念でした。(^^)!
走りも、紅白戦も中止になつてしまいました。
これもまた歴代初の出来事となりました。
私も選手達も楽しみにしていたメインイベントが全てなしになりました。
それでも計画通り行うこと以上に大切なこと。
優先順位を選手に導くのが私の立場です。
そんなDEN合宿も毎年ですが今年も無事終了できました。
終わってみると、うちの選手達は本当に良い子達と毎年ですが感じます。
選手もチームも叩かれて叩かれて、鋼のようにまた一つ、強くなったと思います。
選手も俺もスタッフも全力全身です。(^^)!
選手達が掃除をしてくれました。
その後、ワックス掛けを2日かけて終わりました。一人だと時間かかりますね。汗びっしょりです。
それでもこうやって合宿で頑張った選手一人一人の事を思い出しながら正座の姿勢で床を磨いていると心がすっきりとしてきます。
坐禅と同じです。
こちらも選手がもらってきてくれたキンさん宅のワラビを炊き込みご飯でいただきました。
こちらも選手がもらってきてくれた花です。
今日は綺麗に開花していました。選手もそうなって欲しいです。