理想のフットボール 敗北する現実

1974 World Cup Final. Munich, West Germany. 7th July, 1974. West Germany 2 v Holland 1. Holland's Johan Neeskens (out of picture) scores his side's opening goal from the penalty spot in the second minute past West German goalkeeper Sepp Maier.
今日は本棚から数冊ある大住さんの著書
理想のフットボール 敗北する現実,を3年ぶりに目を通した。

ブラジル82の中盤、オランダ74のクライフ、プラティニの中盤、、、、。その他色々。

久しぶりに読み返すと、なかなか面白かった。

最強と言われたチームはサッカーに限らずコロッと負ける時がある。

特に近年、戦術、スカウティング、選手レベル、全てに差がない中で勝つには
近年の理想のフットボールはまた違うのかもしれないが、、、、。
チェルシーやACミランを観るたびにつくづく思う。
ドロクバ、カカ、、、、。個の力が勝利に直結している。

今のグランデに当てはめると、、、、

理想のフットボールを目指し敗北する現実

と、言ったところか。

ただし、私の目指す理想と選手の目指す理想には時間と容量というズレがある。

このズレは永遠に埋まらないかもしれない。
なぜなら選手は自分自身の理想を追求し、完成されたチームの理想を要求するであろう。
私はジュニアユース・ジュニアでの理想のサッカーであるからである。

さらに、

私は理想の選手にとどまらず、サッカーというチームの理想、地域スポーツの理想、、そして選手の引退後の理想も含まれるからだ。

私が現在理想に描くサッカーを人様に偉そうに堂々と言えるようになったのもつい最近だ。
理想を目指して15年監督を務めていた15年目のスポーツ少年団を退き、クラブを立ち上げたのも理想に向かってのことである。

かっこよく言うと、道は歩くためではなくむしろ作ることが楽しい。

スクール立ち上げて7年、クラブ化して5年。保育園でのサッカースクールを毎月廻っていた選手が中1、6年生になり、ようやく近年。

自分の指導方針、理想を口にすることができるようになった。

指導者になって2,3年で指導方針口にする人が増えた。下手すると現役やめて最初の挨拶でサッカーの指導とは、、なんて言いかねない。
20代の指導者の方は全てのものを食べ歩いて欲しい。
それから、、、だねイタリア料理が美味しいとか言うのは。
選手と一緒で判断する経験を自分で体感しないことには、、、。
マニュアル通りではドクターコトーは生まれない。

そんな私も永遠に食べ歩くつもりだからこの理想も数年後には変化していることであろう。
やっぱり和食が一番なんて言っているかもしれない。

今はラテン料理が美味しいかな。パッションは心に響く。

サッカーが点を多く取ったチームが勝つ競技である以上。

理想のフットボールが敗北することの現実を

理想のフットボールで勝利する日を信じたい。

その勝利の日は遠い先でも良いから。

サッカーに限らずスポーツ、芸術、、、etc,,,,,
理想を追求していくことは永遠に続く。

夢があるから強くなれる。DREM

とは良く言つたものだ。


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