Informe de España~Vellarreal

今回のスペイン遠征で、どうしても行きたかった「ビジャレアルCF」Villarreal Club de Fútbol
2005年のCL準決勝リケルメやフォルランとアーセナルのアンリ、リュングベリ、セスクとの対決は最高でした。リケルメのPKが・・・(^^)!

ビジャレアルは人口5万人程度で八ヶ岳のある北杜市の人口4.5万人と同規模。
面積は北杜市の10分の1にも満たない。
そんな小さな町で今シーズンもスペインリーグ1部で6位で奮闘している。

成功したスモールクラブの例として引き合いに出されるクラブでもあり以前から興味があった。

378

402

バルセロナを朝食食べずに7:30に出発し、サンス駅から特急列車でバレンシアのノルテ駅へそこからローカル線に乗り継ぎ14:30にヴィラ=レアル到着。
長旅でしたが道中も楽しかった。
80
バレンシア州カステリョン県ヴィラ=レアル。
まるで西部劇にでもでてくるような景色。¡Es maravilloso!
79
Vila-realはバレンシア語だそうです。そのバレンシア語で堂々の表記してある。
駅名にスペイン語のVellarrealではない表記もまた日本では考えられない常識。
85
宿泊はビジャレアルで唯一のホテルで!
81
ホテルからビジャレアルの町並み
バルセロナとは違いすぎ。
ちなみに↓はバルセロナのホテルからの風景です。(笑)
395

ビジャレアルのカンテラにホテルから徒歩でいきました。
396
142
140
143

129
ビジャレアルCFカンテラに到着。
マジ!ヤバイ!
95
126
125
122
119
田舎町の中に、広大なグランドと寮が!
ワクワクしてきました。
94
右が選手寮、左がカンテラ専用スタジアム
121
白州グランドがこうなる日を想像(笑)
89
とにかく、選手に対してコーチの数が多いのに驚かされた。
90
あとで聞いたら、選手18名に対して6名いるそうだ。
105
103
109
子供達とすれ違うと・・・こちらから¡Hola!を連発(笑)
スペインの子供達も・・あのアジア人のオヤジ何者?という表情でした。110
88
バルセロナよりも、狭い中でのポゼッションが多かった。
2日間視察させていただいた中で感じたことは、11vs11までハーフコートでゴールとGKありのトレーニングが多かった。
コーチングやフリーズもバルセロナより少なくて、どのカテゴリーもコーチが必ずラストのゲームには加わっていたのが印象的だった。100
ここで、自由に寛げる。
café con leche を注文しました。(笑)

ヴィラ=レアル滞在2日目の夜はビジャレアルの関係者からCopa del Rey(国王杯)に招待していただけました。最高に幸せ!
144
もちろんホテルから歩いて行きました。徒歩20分弱です。
159
何度も言いますが、北杜市にこんなスタジアムがあるんです。
そんな感覚を想像できますか!
157
どう見たって渋谷か新宿の風景です。人口5万人の田舎町です。
154
個室の食事付きVIP席でした。
153
152
372
なんと! カンテラからトップに上がって今年レギュラーで活躍しているRaba選手の昨年着ていたユニフォームをいただきました。
176ビジャレアルは、本当に来てよかったです。
私の住んでいる北杜市と変わらない街に、世界トップレベルのクラブチームが普通に存在している。
素晴らしい施設、グランドがあり、負債を抱えていない仕組み。
そして、街の人々がみんな応援している。
というか、街に溶け込んでいる。街の一部になっていた。

様々なヒントと、実現しているクラブを観られて、ビジャレアルの方と話しができた事は大きな前進になりました。

また来たいです。
403
174

Informe de España~Barcelona

今回のスペインへの目的はカンテラ視察でした。
その中でも、世界一?有名なFCバルセロナ。
そのバルセロナのカンテラをしっかり観て来られたことは指導者として大きな収穫でした。

25
カンプノウまで徒歩5,6分のホテルに宿泊。オシャレです。
39
楽天がバルセロナのメインスポンサーなんて夢にも思わない事が実現していく。
それは歴史をみていけば納得できる。
だからこそ挑戦ができるのです。(^^)!
40
カンプノウ敷地内を歩きながら、バルサキャンプを視察し、
52
バルセロナについて最初に訪れた場所。
「LA MASIA」
バルセロナカンテラの育成寮だつた所。
現在は新しいカンテラ「ジョアン・ガンペール」内にある。
190
浜田さん、いわく、DENを初めて見たとき、LA MASIAだと思ったそうだ。(^^)!
光栄です。(^^)!
正直、バルセロナの歴史・オーラが漂っていて、想像するだけで、身震いしました。
ここがあって、今のバルサがあるんだと!69
夜はバルサスクールのトレーニングを視察させていただきました。
メッシもカンテラ時代に練習したい場所だとバルサのコーチが言っていました。
スクールと言っても誰でも入れるわけではなくて、何度かあるセレクションに合格した子供達です。
70
50ESCOLA とは学校という意味です。


スクールの低学年の子供達ですが、正直上手かったです。
カンテラに合格した子供達はどれだけ上手いのって想像してしまいました。
日本だとダンゴサッカーです。(^^)!196
別の日にはエスパニョールと日本バルサキャンプ選抜とのゲームも視察しました。
テクニック・メンタル・フィジカル・・・全てにおいて、差がありすぎました。
観光に来てるのか!って言いたくなりました。(^^)!
389
街クラブが普通に100年目って・・・。歴史の差も感じました。
その後、夕食はグランド近くで簡単に済ませる予定でしたが、マクドナルドで買い方がわからずに30分近く店内にて悪戦苦闘という失態を演じてしまいました。(笑)
267
394
浜田さんはエイバルに旅立ち・・・・残り3日間は一人行動でした。
日本兵が敵地に一人残されるってこんな感じなのかな。(笑)
不安を抱きつつも電車で、新しいカンテラ「ジョアン・ガンペール」へ辿り着けました。(笑)
スペイン語ができない私ですが、どうにか片言のスペイン語?でコミュニケーションに挑戦しました。
はじめてのお使いの3歳の子供の気持ちがわかりました。(笑)

262
263
とにかくデカイし、これが育成専用の施設なんて凄すぎる。
264
どこまでも続く・・・広さ。
外からカメラもビデオも廻せない。(笑)
270
Jリーグのトップチーム施設でもこれだけの設備があるクラブはない。
何度も言いますが、この施設はカンテラ(下部組織)です。266
これが併設されている新しい選手寮の「MASIA」
265
194
こちらは昔の選手寮の「MASIA」もちろん立ち入り禁止で保管されている。
私はやはりこの「MASIA」に価値を感じた。
272
ベンハミンのゲーム(7-8歳)

日本でいう小学1-2年生のゲーム。トラップの場所、球際、3人目の動き・・・衝撃でした。
日本の高学年よりもサッカーやっている。
スペインと日本の育成の根本的な差。
色々と考えさせられました。
278
アレビン(10-11歳)のゲームもまた面白かった。
保護者達の熱さもまた凄かった。

大量失点しながらも、ついにバルセロナから得点をとったシーン。
バルサから得点したぞ!で喜ぶ保護者のみなさん!
これだけは日本もスペインも変わらない。(^^)!276フベニール(16-17歳)のゲームには報道関係が入っていた。
282

正直、日本が本当に世界へ追いつけるのだろうか?、この環境を実際に見た素直な感想です。
バルセロナと同じ施設を日本に作ったら追いつけるという問題ではなくて、歴史、文化の目に見えないものが毎日毎日大きく感じてきたことも真実だ。

スペイン人をただ連れてくれば、日本人の子供達が上手くなるわけではないし、スペイン人もブラジル人も日本人も、良いコーチもいれば、質の低いコーチもいるのは同じ。

だけど、俺たちのスタイルだからと、変なこだわりを持っているだけだと、いつまで経っても、世界との差は開くばかりだし、今の世界を知らなければ、見なければ、次世代は育たない事だけは確信できた。

だからこそ、ジュニア、ジュニアユース、ユースとサッカーの文化が染みこんで、育成の最先端で学び続けている良い人間性を持った指導者が子供達は必要だということの裏付けもとれたことは自分自身、スペインへ来て正解であったと思っている。

ここからが本当のスタートなんだと思います。

先は長いな・・(笑)

 

Informe de España~Catalunya

昨年の2017年11月下旬から12月上旬までスペインへ行っておりました。

余談ですが、たまに「田畑さん監督なのにマメにブログ書く時間よくありますね」って聞かれますが、ブログはうちの選手達やOB選手達に何か役に立たないかなって思って書いています。
あとは自分のメモ帳です。
なので、サッカーの延長のモチベーションなので継続できているんだと思います。
もう、13年?1000記事近く書いています。
ビール呑む時間を少し我慢して、もう一踏ん張りで結構深夜に書いています。(笑)

で、
本当はカッコよく、スペイン報告ブログ書こうと思えば思うほど後回しになっていました。
一日が36時間欲しいですね。(^^)!

で、
見直さず写真中心で一気に何回かに分けてアップすることにしました。
まとまっていないけど選手のみんなが、「俺もスペイン行きたい!」って感じてくれたら嬉しいな。

また、
自分の感覚と自分の感じた解釈ですので、実際にスペインへ行った方から違うよとご指摘を頂くかもわかりませんが、適当にスルーしてください。(笑)

スペイン・バルセロナ。
近年はカタルーニャ問題でサッカー以外でも世界を賑わせている地域。

正直、バルセロナに来るまでは、なんで独立したいんだろうと思っていました。
カタルーニャ自治州750万人。
東京都が920万人程度だから、東京が一つの国として独立運動するなんて日本では想像ができないし。
どれだけのメリットがあるのだろうかと・・・。
デメリットの方が大きそうと思っていました。

バルセロナに来て、地下鉄、バス停等、カタルーニャ語なんです。
もちろんスペイン語もその下に表記されてはいました。
恥ずかしい話しですが、スペインに来るまでは、カタルーニャ語は関西弁のようなものかなと思っていましたが、全く違う言語ということを知りました。
2
バルセロナ空港(Aeroport de Barcelona)。一番上はカタルーニャ語が表記。

新聞もカタルーニャ語でした。
本屋さんに行ってもカタルーニャ語とスペイン語と2種類が販売されていました。

例えば「魚を食べる」は、スペイン語だと「Comer pescado」、カタルーニャ語だと「Menjar peixos」と全然違う事も初めて知りました。

要は、元々がカタルーニャとスペインは違う国であり、カタルーニャ人とスペイン人は違う。
カタルーニャ人としてのプライドを持って生活していることを感じました。
日本と韓国がひとつの国であったらと想像すると理解できると思います。

だから、生まれ育った方々が自分の地域を愛しているように、文化が違う、歴史的背景が違う。
損得ではないことが、現地に来てみてわかりました。

そして、観光はほぼゼロでしたが、サクラダファミリア、カサミラ、カサバトリョ等世界遺産に登録されている歴史的建造物そのものが、カタルーニャ人の歴史であり、プライドなんだとあらためて感じる事ができました。
330
一人で地下鉄乗って訪れたカサバトリョ。
64
今回のスペインは、いくつかのカンテラ(下部組織)を視察するのが目的でした。
その合間で、中には入れませんでしたけど、サクラダファミリアを観られました。
アントニ・ガウディの作品が街に溶け込んでいる様子そのものがカタルーニャの象徴に感じました。
67
カタルーニャ広場

342
316
見上げる建物からはカタルーニャの旗があちらこちらから掲げてありました。
298
バルセロナ市役所。
Ajuntament de Barcelonaとカタルーニャ語で表記してあり、公的な場所でスペイン国旗の横にカタルーニャの旗が掲げられている。日本では考えられない。181
バルセロナ大学はカタルーニャの旗だけ掲げられていた。
187
カンプノウも、もちろん。バルサとカタルーニャの旗のみが掲げられておりました。

夜は中国から来ていた野口さんと高橋さんと浜田さんと4人でタパスとパエリアを食べました。
バルセロナのパエリアはバレンシア地方と比べると少し違うそうです。
357

356

毎日が食い倒れでした。(笑)

次は、comida(食事) について書きます。(^^)!

248

Ir a Rusia 2018

 

8月31日に数ヶ月ぶりに休みを取りました。
この日は娘の引っ越しの日で前々から休みにしておりました。
そしたら、偶然にも大一番の日と重なっていました。
と、いうことでもちろん行ってきました。(^^)!

1985年10月の1-2で韓国に敗れたあの伝説の木村さんのフリーキックやら、
1997年9月の伝説の山口さんのループシュートながら韓国に逆転負け・・・。
沢山のワールドカップ予選をスタジアムで見てきました。
※トヨタカップは第1回から第20回?まで全てスタジアムで観戦していました。(笑)

5回連続ワールドカップ出場を決めた本田選手がど真ん中に蹴り込んだのがもう4年前なんですね。

1
いつ来ても、このライブ感はたまりませんね。
普通のサポーターのオッサンです。(笑)

オーストラリアは正直上手かったです。
身体の大きな選手達が正確にボールを足元で繋いでました。
特に7番ヘルタのレッキーと乾のマッチアップは面白かったです。
3回も乾がカネッタやられて、スゲー悔しがっていたのがメチャクチャ面白かったです。

正直、0-0迄は長谷部選手のイージーミスが多かったし、選手同士がフィットしていないように感じました。
どちらが勝利してもおかしくなかったと思います。

浅野選手、そして井手口選手の若手二人が決定的な仕事をしてくれました。
その結果が2-0です。

サッカーというスポーツは改めて、

ゴールを奪う。
ゴールを奪われない。

というシンプルなスポーツであることを再認識させられました。

そして、その仕事を成し遂げた者が次なるステージへの階段を登っていけるのだと思います。

スタジアムで試合を見ていて、沢山のエネルギーが沸いてきました。
やはり、このピッチに立っている八ヶ岳の選手を見たいです。

もっと、もっと、やることがある。
そんなヒントも感じる事もできました。

感謝。

77
75

たまハッサーズ日本一だよ!

友人の黒田さん引きうる、たまハッサーズが ブラインドサッカー日本選手権で優勝して5年ぶり4度目の日本一に輝いた。

本当に嬉しい。

つい先月、今年も日本選手権に向けてDENで合宿をしていただいた。
そんな中でも、うちの選手達の為に大切な時間を作ってくれた。

21_27

昨年もそうだったけど、大切な大会前の合宿中なのに、うちの子供達に、ずーっと笑顔で優しく教えてくれているトモさんヒナさんやアキさん達の姿に自分も沢山の事を学ばされている。

21_03

そんなハッサーズの面々ともいつの間にか10年近いお付き合いになったけど、
本当にいつも笑顔を絶やさず優しいハッサーズの面々が大好きです。

21_04

ブラインドサッカー日本代表のキャプテンとして人望がある黒田さんはうちのグランデが目標とする選手でもある。

2020年東京オリンピックでの活躍が本当に見たいと思っている。

本当におめでとうございます。

21_05

以下は
フェイスブックブラインドサッカーさんのページから転載させていただきました。
20228647_782104488628943_4372346914940932218_n
20246335_782104461962279_5675637788894210771_n
20229382_1488548191205925_5332264103434867644_n
20229053_1488547947872616_2471896683755266961_n
20228681_1349491708511578_4025326269092384099_n

【アクサ ブレイブカップ、優勝はたまハッサーズ!過去最多19チームの頂点に】

本日7/23(日)に「第16回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権 FINALラウンド」をアミノバイタルフィールドで開催し、たまハッサーズが決勝戦で埼玉T.Wingsを破り、5年ぶり4度目の優勝。過去最多出場19チームの頂点に立ちました!

決勝戦は、前半11分にたまハッサーズの黒田智成選手がフリーキックから相手を左に交わし、左足の強烈なシュートでゴールを挙げました。後半は、埼玉T.Wingsが猛攻をかけ、菊島宙選手がシュートを打ちましたが、ゴールを揺らすことはできず、1-0でたまハッサーズが勝利しました。

3位決定戦は、Avanzareつくばとbuen cambio yokohamaが対戦。終了間際の後半17分にAvanzare つくばの森田翼選手のシュートが決まり、そのままつくばが勝利しました。

今大会、メインサポーターであるアクサ生命保険株式会社、アクサ損害保険株式会社、アクサダイレクト生命保険株式会社、アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社をはじめ、協賛くださいました企業および団体の皆様、大会の周知広報にご協力いただいた報道関係の皆様、運営をサポートしてくださったボランティアの皆様、会場に足を運んでくださった観客の皆様、大会を支えてくださった皆様のおかげで無事終えることができました。

本当に、ありがとうございました!

[メディアリリース]たまハッサーズが5年ぶり4度目の優勝 過去最多出場19チームの頂点に 第16回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権
http://www.b-soccer.jp/…/ne…/rpr170723axabravecupresult.html