一年で一度、家内と二人で出かける気分転換の日となりつつあります。
そして、リンゴ農家の太田さんとの再会も楽しみになっています。
今年は太田さんのご子息さんが手伝っていました。
太田さんもなにげに嬉しそうに見えました。
「都会の衆はリンゴの木植えりゃー勝手にウマイリンゴがいくらでもできると思っているから困らーねー。」「土を改良するのに5年はかからー、真っ赤にするのに一つのリンゴに5回は触っているぞね。何万個だからそりゃーそりゃー毎日触っているってことでーね。」「おなごのケツさわるじゃー喜んで毎日さわるがーなー」「桃のジャムも沢山あるからもつてけしー」
「おじさん。また来年もよろしくお願いしますね。」
「はいよ。おれっちもたのしみにしているでー」
いつもながら澄んだ空気と山々を眺めながらのんびりと会話するこの時間がとても私の心を豊かにしてくれます。
選手もリンゴと同じとはいわないが、蜜たっぷりの美味しい選手としてもぎ取られるまでにはまだまだ手間暇かけなければいけないよな。