昨日は長い1日でもあり短い1日でもあった。
昨日の3年生最後の大会である山梨県ユース連盟クラブカップU-15大会は準優勝で終えた。
来年度からヴァンフォーレ八ヶ岳にクラブ名が変わるからとか、歴史を刻むとか、なんだとか、全く関係無しにただ単純に今年の3年生達と純粋に優勝して喜びを一緒に分かち合いたかっただけであった。
思えばU-13最初の県大会(JFAプレミアカップ)でヴァンフォーレ甲府2-1、ラーゴ河口湖4-2を破り優勝。そして3年生最後の大会である山梨県ユース連盟クラブカップU-15大会でフォルトゥナA3-0、ラーゴ河口湖5-1、シェイロ(日本航空高校ジュニアユース)2-1と勝ち進み、ようやくヴァンフォーレ甲府U-15と決勝戦という最高の舞台で対戦できた。
結果0-4(0-2,0-2)準優勝で今年のチームは終えた。
今のところは負け惜しみにとられるし、結果だけ観れば大差のように思うだろうけど、内容的には点差ほど差はなかった。特に前半はシュート数、セットプレーともに上回り、決定的チャンスもありながら決めきれなかった。逆に簡単に決められてしまう所に「差」があった。この「差」は選手層というビッククラブと地方クラブとの「差」でありここを上回る他の部分での「差」を埋める事が勝利には必要だと思う。
それでも1対1における技術の「差」は全く劣っていなかったし、戦術の「差」も感じなかったし、勝利への執着心は上回っていた。
決勝まで3時間空いたヴァンフォーレ甲府と準決勝シェイロ(日本航空高校ジュニアユース)さんに予想以上に体力を消耗し1時間30分後に決勝、少なからず選手層の「差」としてボディーブローとなっていた。
このゲームで単に勝った選手と悔し涙流せた選手とでは今後のサッカー人生にとってどちらが糧になったかと言えばやはりグランデの選手達であったように感じた。プロがどちらから出るかがやはり勝負だと思っているし、彼らが大人になったとき、魅力ある人間にどちらがなっているかがもっとも大切なことは言うまでもない。
U-13最初の県大会(JFAプレミアカップ)よりも今回の山梨県クラブカップU-15大会の準優勝の賞状の方がはるかに価値あるし、大切にしたい。
なぜならば、選手達との3年間一緒になって汗を流してきた中での想いが、そして目的が同じとなって望んだ大会での準優勝。
優勝には届かなかったし、悔しさの方が大きいけど、まだ努力しないうちに手にしたU-13県大会優勝よりもはるかに価値があると思う。
昨日・来期から京都パープルサンガの監督に就任する大木武さんも言っていた。
「朝から晩までボールを蹴っているサッカー小僧がいなくなった」と。
グランデ選手は少なくとも中心選手はみんなサッカー小僧だけど。
スモールクラブで良いから全員がサッカー小僧のクラブにしたい。
それにしても、昨日は俺のイメージが崩れる ヘンテコナ?グランデダンスやら、ワサビも食わせられるし、愛の告白タイムとか、、、選手達にいじめられた。
オヤジ連中は自分の息子からドン引きされるハイテンションの酔っぱらいになっているし、目茶苦茶で楽しい1日となった。
3年生送る会はきっと朝まで続くんだろうな。
それでも
今日から、昨日の悔しさを内に秘めて、新チームの連中もコラソングランデ叩き込むスタートが切られた。いきなりナイターの遠征ゲームだ。
田畑様 いつも、その通りだと思いブログを読ませていただいております。
社会人サッカーの世界でも、ちょっとやってみるかと言う考えで
プレーをしている若い世代の方がいる様です。
そして、山梨のサッカーレベルの低さを感じると、元Jリーグで活躍していた方が、言っていました。
自分自身も趣味は広く浅くと言う人間で、偉そうな事は言えませんが、やるんだったら最後まで全力で打ち込んで欲しいものです。
コメントありがとうございました。
何かに真剣にトライできるものが見つかる若者は幸せだと思います。
もちろん歳をとれば自然体になり無理をしない楽しみ方が身についてくるのでしょうね。
私はおやじなのにまだまだトライしているレベルで困りますけど。
今後ともよろしくお願いいたします。