読んでいてなるほどと思った。

農業の発想は田んぼに稲を作り、農協に納めてお金をもらう。
これは仕事ではない。生業だと言うんですね。
仕事というのは、あぜ道の草を抜いたり、まだ荒れているところを耕したり、
すぐにはお金にならないことをやること、つまり先のことのために働くこと。

結局、いい仕事をしている人というのは、生業ではなく、仕事をしている人だと思う。

食うだけのことでみんなが疲れ、休んで寝ているときに、起きて｢仕事｣ができるか。

無益の生産活動ができるか。周りに何を言われても、烏合の衆にならずに頑張れるか。

自分もそういう人になりたいと思っています。
（｢21世紀を働く｣B-ingリクルート出版リリー・フランキー氏インタビュー記事より抜粋）

そういえば骨董屋「からくさ」の店主で｢なんでも鑑定団｣の中島誠之助さんも｢いい仕事してますね～｣が決めセリフだな。このセリフでると鑑定結果は高額だ。

サッカーでもいい仕事する選手は、決定的な仕事ができる人である。
ヴァンフォーレ甲府GM佐久間さんも先日DENに来ていただいた時に言っていた。

決定的な仕事とは良いパスを何本出したとか凄いシュート何本も放ったとかではなくて、

たとえ10回ミスってもその選手が決めた1点で勝利したとか、試合終了間際の決定的な失点場面を防いで勝利したとか。
メッシはもちろん。世界中でビジネスからスポーツまで決定的な仕事をしている方はみんなの憧れであり輝いているよな。

菅さんも是非とも決定的な仕事をして欲しいものだ。
間違っても悪い方向での 決定的な仕事（生業）はしないで欲しい。

やはり、アカデミックスマート選手は生業と似ているのだろう。
決定的な仕事ができる人はストリートスマート選手だな。

今のところ、うちの選手は決定的な生業をしている選手が多くて困る。

先日のゲームもそんな決定的な失点からの敗退であった。

すぐには結果でないけど、毎日走ったり、勉強したり、自分の先のことを考えて行動する選手増えて欲しい。

頑張っている選手には、俺も｢いい仕事してますね～｣のセリフ選手へ言ってみるかな。