オフ・ザ・ピッチがポイントとなる

年末波崎遠征~年始浜松遠征、県外チーム、高校生とのTMそして県U13リーグ、県Aリーグ、そして年始の挨拶を終えたのが一昨日。

今年は高校サッカーを選手達と観戦に行く日が作れなかった。

もっとも今年は山梨も含め東京、群馬、静岡、千葉とOBの連中が真剣に頑張った高校が1校も出場しなかったので例年ほど積極的ではなかったが・・・・。ひいて言えばOB1年生が在籍する山梨学院のゲームは観に行きたかったかな。

「人とボールが動くサッカー」この頃うちの選手達が口にする言葉だ。

数年前流行った。ムービングフットボールとも言った。
なるべく手数をかけずカウンターぎみの戦術としてこの言葉を使う指導者もいる。

ワンタッチ・ツータッチでスペースへ選手がポジションチェンジをしながら走り込む

オフ・ザ・ボールの動きがポイントとなる。

うちの選手達はオフ・ザ・ボールの前にオフ・ザ・ピッチだろう。

もっとも人とボールが動くとか当たり前の事だろう。

今年の年末年始も合間を縫って5冊の本を読み終えた。
今年も年間100冊を予算としている。

2冊はトータルフットボールのクライフさんとバルサ関連の本。

もう2冊は帝国ホテルのサービスと武器としてのリベラルアーツという京都大学の先生が書かれた意志決定授業の本。あと1冊は吉越浩一郎さんの組織についての本。

「努力、挑戦する人は多い。ただ、多くの人は中途半端なのだ。そして中途半端に努力する人に限って、努力していると自己満足に陥りがちだ。中途半端に努力している人は願望が達成できないと、そういう周りの状況に恨みを抱く。努力の程度や挑戦方法を変えようとしない。一方、真剣に徹底して努力している人は、結果が出ないと自分のふがいなさに悩む。自分を責める。そして努力の程度や挑戦の方法を見直して努力し続ける・・・・不思議な事がある。見るからに勉強している人に比べそれほど勉強しているように見えない人の方がより高度な試験に受かったりしている。なぜ、そうなるのだろう。前者は勉強を特別なことと位置づけているのではないか。後者は当たり前のこととして日常生活の一環として取り組んでいるのでないか・・・・際だって傑出している人が自然体であるのはそのためだ」・・・・・(著/国友隆一/帝国ホテルサービスの神髄)より抜粋

うちの選手達には、まずは人間として輝ける大人に成長して欲しいと願っている私にとってはサッカー関連でない本にこそ参考になる事が多い。

サッカー関連の本はどれを読んでも、大変参考にはなるのだが・・・・どうも。
閃かないな。

 

うちの選手達は

やはり、CORAZON GRANDE が似合う。

ボールを大切に扱うには何が必要なのか。

自分で考え判断できる能力をどう伸ばしていくのか。

感性で動ける決断思考とでも言うのだろうか。

 

いつの時代でも流行はある。

 

それでも、やはり、君達は今が完成時期ではない。

イチフナの決勝ゴール。和泉君が仕掛けないでワンタッチ・ツータッチでボール戻していたら決勝ゴールは無かっただろう。
最後は個のテクニックが勝負を決める。

カワイイねーちゃんが流行を着飾るからサマになるのと同じように

まずは流行を着飾れる大人になるまでは人間性とテクニックの両方の個を磨き続けよう。

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カズさんへ手紙を書いた方から丁寧なお手紙を頂きました。本はこれから読みます。感謝。


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