特に重要な議題等もない

私のクラブは昨日ジュニアユースの懇親会を開催しました。

台風が数時間前に通過し、
日中スタッフは体育館等の水対策と掃除に追われ、
私は朝早く東京から交通規制の中、打ち合わせに来ていただいた方々と有意義な時間を過ごしながらも慌ただしい中、気づけば15時を回り、17時からのクラブ懇親会はどれだけの保護者の方がご出席いただけるのか少し不安も過ぎりましたが8割を超える保護者の皆様がご出席いただきとても素晴らしい懇親会となりました。

毎日送迎いただいている白州へ、特に重要な議題等もない中、時間をかけて足を運んで頂けたこと、大切な時間をクラブに使っていただけたことに対して、感謝と同時に改めて素晴らしい保護者の皆様のお子様をお預かりしていると感じることができました。

今回も再確認できましたが、「特に重要な議題等もない」ときに集まれる事はとても大切であると思いました。ここには損得はありません。

家族団らんも同様です。
同じ場所で同じ空気を吸う中でお互いに感じ遇え、確認できるモノがあると思います。
お父さんから大切な話しがなくても一緒に飯を食べたりテレビを観たり・・・。ここにも損得はありませんよね。

「重要な議題」の時、PTAでも保護者は沢山集まります。そこには負のオーラ-が集合してしまいがちです。損得の集まりになってしまいます。(出席しないと役員に指名されるとか、場合よっては野次馬的好奇心で参加する議題もあるでしょう・・)

インターネットの普及、デジタル社会・・・山景色、海の景色にしても肉眼で見るよりも正確に見ることができる時代ですが、はたしてそれが人間にとって全てが正解とは私はどうしても思う事はできません。

高解像度の証明写真より、自分のお子さんが3歳の時に書いてくれた髪の毛3本だけで眼が顔の輪郭よりはみ出ている絵の方が大切ですよね。

大切な事はその人がどう感じ、どう感じ遇えるかだと思います。

昨日、保護者の皆様には親と子どもとの関わり方について私の感じている事を聞いていただこうかと思っていました。
いつもながら終了時間内に終わらすことができない私の甘さから話しは割愛しました。スイマセン。

その代わりではないですが少し子ども達に向けて話しをしました。

サッカーも人生も瞬間瞬間の判断と決断の積み重ねだと。

そこにはやはり、その瞬間に自身がどう感じ、主観的にどう判断し行動できるかによって試合の流れも人生の流れも大きく変わってくるものだと。
偶然のようでパスミスもシュートミスもトラップミスして相手にボールを奪われるのも結局は自身が判断し決断しているのであるということ。
※ちなみにtrapとは罠と書く(トラップミスは罠をミスしたということ)。

その瞬間にどう感じるかの感性を磨いていく為にはやはり日頃の人間性を磨いていく意識が大切ではないかと子ども達にも問いかけました。

人間性を磨くと言うとなんだかとても大変な事のように思いがちですがうちの子ども達にとってはそんなに難しいことではないと思います。

子ども達は、大好きなサッカーを毎日できることに感謝し、
自分自身のサッカー技術を磨いていくことに全力を尽くす。
仲間の為に汗を流せる人間になることに全力を尽くす。
コラソングランデサッカーを後輩達に伝えて行くことに全力を尽くす。

 

保護者の皆様は
そんなサッカー大好きなお子様を誇りに思ってください。
中学生時代にこれだけ大好きな事に熱中しているお子さんを愛してあげてください。
※好きな事が見つからないお子さん沢山いますよ。五体満足健康で幸せなことです。
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子ども達へ
好きにやることは責任が伴うということを忘れずに、学生である以上勉強も君達の責任です。勝手にやることとは違いますからね。

クラブアドバイザーの飯田さんのお話も私もとても勉強になりました。
(あの後もスタッフ共々22時過ぎまで続きました(^^)!)
そして保護者の皆様と共有していただけたエネルギーを何倍にも倍増して子ども達へ注がさせていただきます。


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