昨年暮れ。2012年12月30日。関連サイト
クラブ創設10周年記念式典をOB・保護者様方々が中心となり開催していただきました。
こんなにも素晴らしい会を開いていただけた私はなんと幸せな人間なのだろうと心から思いました。
「感謝」という言葉がこんなにも心から感じた事はありません。
「感無量」とはこのような時に出る言葉なんだとも思いました。
どれだけのクラブチームが10周年の式典を行っているのかわかりませんが、こんなにも温かい心のこもった式典は世界一であると思います。
自分を祝っていただくには自分だけではどうにもなりません。
必ずや周りの方々にお世話にならなければなりません。
そんな保護者の皆様に支えて頂いている私は幸せ者です。
記念誌の作成、協力企業さまへの挨拶・・・・受付から始まり、プロの司会者の配置、招待状、会計・・・そして素晴らしい集合写真。
この集合写真ですが開催時に撮影し、終了時にはロゴと文字を入れて六切りにプリントして封筒に入れてOB達にお渡しするという最先端の一流IT企業なみの早さと素晴らしさです。
なんでも遠方から来たOB達への配慮だそうです。・・・流石です。
いつも、色々と偉そうな事をしゃべり続けている私ですが、この日は何もしゃべる事がありませんでした。
ただ、ただ、感謝の言葉だけです。
心で大粒の涙を流すことができました。
スタッフも保護者様より花束をいただいたのですが
飯田忠子さんからは私の妻への気遣いをしていただけた事が本当に嬉しかったです。
大輔は俺にプレゼントを持ってきていました。
大輔とはいつのまにか本当の師弟関係になったんだなと思います。
村田さん、羽生田さん、光郎さん、タケトも自分が花束をもらったのに挨拶では私に対しての感謝の言葉を話していました。
みんな、自分の事ではなく私への気遣いをしていたことに対して本当に素晴らしいスタッフに恵まれていると改めて感じました。
大勢のOB達と久しぶりに顔が見られてとても嬉しかったです。
それにしてもいつのまにか10期生を送り出す年になったんだとつくづく感じています。
あの時は「悔しい」と思った事も今となっては「嬉しい」に変わっています。
あの時の悔しさが自分のエネルギーにもなったと思います。
それでもいつの時も自分を応援してくれた方が必ずいました。
それが支えでもありました。
あの時の悔しさが今は幸せと感じるのだから人間とはポジティブな生き物だと思います。笑
10年前寒空の20時過ぎに選手3人と俺と4人で薄暗い静寂な森の中のグランドで鳥かごをしていたクラブがマイクロバスを持ちグランド管理を北杜市より任され常に山梨県Aリーグ3位以内にいるクラブになるとはあの時は思ってもいませんでした。(世界はあの時から目指していましたけど・・・ね!)
もちろん今も成長途中の弱小クラブです。
世界を意識した挑戦はまだまだですが。今は少し・・・過去を懐かしむ自分です。笑
実はここ数ヶ月10周年記念誌の写真を整理していました。
写真を観る度に10年前は若かったと思いました。
5歳のナツキが今年15歳ですからね。
半袖ユニ↑
知識・経験もまたあの頃から比べたら相当増えたとも思いました。
今の俺であったならあの頃の選手へは違うアプローチしていたな・・・などとも思う半面、若さゆえに今では出来なかった無謀な事も相当していたとも思い出しました。
一つだけ10年前と変わらないのはやはり・・・選手の事を常に考えていた事と情熱でしょうか。ホントです。
あっ!未だにフットサル大会で得点狙っているのも・・・変わっていないようです。
ヴァンフォーレ八ヶ岳に名前が変わったけど、やはりグランデなんだなと思いました。
この八ヶ岳には確実にグランデという血が流れている事も確認できました。
今回の10周年で確信できた事は、やはり「感謝」の気持ちを持てる事の幸せだと思います。
10年前、ボールが蹴れるという「感謝」を感じていたように・・・。
サッカーチームだとどうしても「勝利」とか「打倒」とか「戦え」とかのキャッチフレーズが多いのが普通かと思いますがやはり私は「感謝」です。
そして私が今回の10周年への「感謝」への恩返しは今まで同様に子供達へ真心込めて向き合う事しかないと思っています。
もちろんCORAZONGRANDE!で!
本当にみなさんありがとうごさいました。
これからもよろしくお願いいたします。
2013年1月吉日 ヴァンフォーレ八ヶ岳 代表 田畑雅宏