自分達の常識水準は常に上へ

昨日は久しぶりにオレンジのチームとTMをした。

このチームとTMをするとサッカー原点に帰れる。

昔よりは普通のチームになってきて少々物足りないのだが(悪口ではないし、うちのチームこそそう感じている)

それでも勝ちたいという気持ちであったり、正面からCLASHしてくるクレイジーな選手達(悪口ではないし、うちこそクレイジーな選手がめっきり減った)。

そんな選手。好きだな。憎めない。

引っ張られる。蹴られる。倒される。脱がされる。笑

ファールの笛は鳴る気配すらない(笛吹いているの俺)

そのうち両チームともに、ゲームに没頭していく。
笛吹かない限りプレーは途切れない。
CLASHすることにお互いなんら違和感を覚えなくなってくる。

この真剣なこいつらの顔が好きだ。

そんな中でこそ、しっかりとボールを運びきれる、決めきれる選手を望んでいるのだが、22人の中に誰一人いない。

あと一人抜けばと思っていても、ラストパスを出してしまう。
もちろんパスミスになる。
なぜならば仲間が走り込んでいるタイミングではなく、自分が勝負する強い意志が低下した自分勝手な逃げのラストパスだ。

もっともっとゴールへ向かって切りこんでいけるドリブラーがいない。
ワンタッチで相手選手5,6名の逆を取れる選手が出てきて欲しい。

シュートのような強い、凄みのあるショートパスで相手ゴールへ迫っていく迫力がない。
ハエが止まりそうな弱いショートパスで相手にパスしている選手もいる。

ボールを持ってから考えるのはやはり不自然。

感覚を研ぎ澄ましていかないと。

ショートパスとドリブルには、やはりこだわりたい。

夏の灼熱の太陽よりも熱い選手と出会いたい。

 

11

はきものをそろえると、心もそろう。心がそろうと、はきものもそろう。ぬぐときにそろえておくと、はくときに心がみだれない。だれかがみだしておいたら、だまってそろえておいてあげよう。そうすればきっと、世界中の人の心もそろうでしょう。(道元禅師:曹洞宗宗祖)
まだまだ心揃うレベルに達していない。が、直ぐに実行したお前達は素晴らしいと思う。

10

 

頭をそろえると、心もそろう。心がそろうと、頭もそろう。頭をそろえておくと、ヘディングするときに髪がみだれない。だれかが長くなってきたら、だまって切っておいてあげよう。そうすればきっと、世界中の人の頭もそろうでしょう。

頭もそろえて。心そろえて。ゲームもそろえて・・・勝てないかな~。おまえら。

キックがいつもと違う。

キックがいつもと違う。

今日は調子よさそう。
根拠を示せといわれても証明できないけどいつもそんな自分の感覚で選手達を見つめ続けてきている。

それだけに日頃のシンプルなトレーニングを何度も何度も見続け真剣な選手達の心を俺が真剣に受け止め続ける事が根底に存在する。

おそらく誰よりも勝負にこだわっているのは私だと思う。

それでもたとえ勝つにしても明日の勝ちにつながらない勝ちはやはり喜べない。

今日のゲーム負けたほうがこいつらにとって良かったんじゃないかと思う時も多々ある。

遠い選手は毎日1時間かけて練習に来る。そんなOB達も沢山いた。
そんな保護者の皆さんにはいつもありがたいと思っている。

だからこそ俺にできることはそんなお子さんといい加減な付き合いをしてはいけないと思っている。
こいつらとはお互いに今を真剣に付き合っている関係だと思っている。

 

先日、ある方から「田畑さん。子ども達を信頼するなんて今どき難しいですよ」と言われた。

「子どもなんてこっちが思うほど思っていないですよ」

一瞬いやな気持ちにもなったけど、この人は今までそんな人生送ってきた人なんだと思った。

俺は子ども達を信じることしかできない監督。
もっと言えば世の中、人を信じることで成り立っていると思っている。
うちの選手達には昔からそのように言ってきたし接してきた。
今後も変わらないと思う。

見本のキックすら見せられないし、ビデオで相手チーム分析してストロングポイントがどうたらかんたら・・・作戦ボードで幅と厚みがどうだとか・・・できないし。

もっともそんなものは監督ではなくてもサッカーの技術だけ上手い方呼んできて見せれば済むこと。作戦なんてインターネットで検索すれば沢山出ている。

選手達には、まずは良い人間に成長して欲しいと願っている。
成長していくにはそのプロセスの中において自分で解決しなければならない事を沢山経験していく作業が必要となつてくる。

経験することが自分の価値観の基準となってくる。

 

「サッカーは楽しい」。

サッカーが楽しくなければ毎日練習に通っている子ども達の全てのプロセスが成り立たなくなるであろう。

その為には自発的にサッカーに取り組まないと難しい。

 

まだ一部学校の選手もいるが夏休みもスタートした。

 

この夏休みは大人達のように毎年訪れる夏の休みの1回ではない。

思春期の自分を成長させるもしかしたら人生を左右するであろう大切な夏休み。

夏休みであって夏の休みではないのです。

この夏どれだけ走れるかだな。笑

「サッカーはやっぱり楽しい」

と思える夏休みに自発的にしていきましょう!

49

 

7

93thDENCUP~beginner

先日の日曜日は93回目のDENCUPでした。

今回はクラブの中学3年生4人と楽しみました。
GKばかりしていたのですが1.5ゲーム分フィールドで出場しどうにか2点取れて20年連続93大会連続得点記録を更新できました。
おそらく誰にも破られないでしょうね。と自画自賛オヤジです。

大会の方は準決勝2-2から終了3分前に大学生チームに決められて敗退でした。

みんなで楽しんでくれたまさにDENCUPに相応しいS+Unitedさん、10年以上前に参加いただいた方々が久しぶりに参加していただいたり、OBのタカも顔出してくれたり、自分の息子達よりも年下の大学生チームの方々等・・・幅広い仲間と時間を共有できたこと、そしてなによりも皆さんからエネルギーをいただけたことに今回も感謝しかありません。

毎回感じますがDENCUP参加の皆さんはとても良い人ばかりだと思います。(お世辞ではないです)
よく若い連中はダメだとか言いますが、そんなことはやっぱりなくて、みんなしっかりしているし話してみると楽しいものです。

もちろんマナーが今ひとつの方もいますが、知らないだけで、しっかり言えば素直に理解してくれる方ばかりです。

うちの中学生達もしっかりやれていたと思います。
本部の仕事をしたり、写真を撮ったり、大会運営の勉強なんてなかなか経験できませんから。
そして様々な大人達と一緒に時間を共有する中で学ぶことは大きな財産になっていきます。
私も安心して彼らの仕事ぶりをみていられました。

112

※DENチーム「日本を元気に!」ユニフォームでしばらく楽しみます。

 

そして大会終了と同時に山梨小瀬メインアリーナで開催されている関東フットサルリーグ。

山梨から唯一参戦しているフュンフシュピーラー山梨の試合にどうにかギリで間に合いました。
OBユウキと一緒に観戦できたのもグッドです。

このゲームは前回のブログでも書いたとおり、ナオシやその仲間達が夢に挑戦している若者達のチームです。
結果はリベルタージ千葉さんに3-1で逆転勝ちでした。まさか・教え子ナオシのゴールを観られるとは思いませんでした。ナオシのゴール観たのは小学校時代以来だと思います。

そして観客席に向かっての派手なガッツポーズに感動しました。

この一瞬の輝きの為に、どれだけの時間を費やしてきたか。
それでもこの一瞬で報われるものなのです。
(私なんか卒業したOBがなにげなく言った「中学時代グランデに巡れあえたことで今があると思います」なんて一言で全て嫌なこともチャラになっちゃう)

今を楽しんでいるな。
それが一番でしょう。

躍動感に満ちた素晴らしいゲームを観戦することができて彼らから素晴らしい時間を私に与えていただけました。

ありがとう。

113

グリーンのユニフォームが躍動していました。

うちの選手達も負けてはいられないな。

funf spieler YAMANASHI

DENは山梨県で唯一関東フットサルリーグに参戦しているフュンフシュピーラー山梨を今まで以上に深く応援することにいたしました。

108

昨年までキャプテンを担っていた板山選手がユニフォームを持って本日挨拶に来てくれました。
(何度か連絡をくれていたのですが私の不在が多くて今日になってしまいました)

この板山選手ですが、実は私の教え子でもあります。

ナオシ(ここからは日頃の呼び方で・・・)は高校時代山梨県代表として全国大会に左サイドバックで出場し活躍もしていました。
今では想像できないくらい小柄で運動神経バッグンの小僧でした。

ちなみに大学進学、そして卒業後は他県強豪フットサルチームで全日本フットサル選手権に2年連続出場した山梨県ではとても貴重な経験豊かな名選手です。

そんなナオシが長い年月を経て数年前に地元に戻ってきました。
もちろんここから急速にナオシとの師弟関係?は近くなりました。

仕事しながら山梨から関東リーグで戦い続けるというこの厳しさは誰よりも理解しているつもりです。

ナオシだけではなくフュンフの選手全員がそうです。

今回、超微力だけど彼らの応援を喜んでしたいと思ったのも、山梨からの望みの明かりを消したくなかったし今よりも大きくなって欲しいと願う思いが大きかったからです。
そんな気持ちです。

山梨県フットサル委員会設立時からフットサル委員長、副委員長等と10年以上携わってきた中で山梨フットサルの難しさは並大抵ではないことも熟知しています。

フットサルに真剣に取り組んでいる彼らの環境が少しでも前進してくれることは、
山梨のフットサルの環境が良くなることに繋がるからです。
フットサルの環境が良くなることは
山梨のサッカー環境の幅と厚みが増えるということです。

彼らが関東リーグ1部優勝を争う日が来た時、それは山梨のフットボール文化が一つ階段を上がった事を示せた日だと思っています。

まずは、今週末7月7日(日)山梨県小瀬メインアリーナ(17:40キックオフ・入場料無料)
DENを背中に背負った(ナオシ・・・重いぞ・・・(^^)!)彼らの活躍を期待したいです。

まずは第15回関東フットサルリーグ第3節vsリベルタージ千葉戦へ足を運ぶところからでしょうか。

DENCUP終了と共に応援に行くよ!

110

107
ナオシの背番号3番に選手達の思いを込めたメッセージ入りのユニをいただきました。
!華麗なテクニックでと言いたいところだけど・・・昔同様に泥臭いプレー見せてくれよな!
退場だけはするなよ!笑