毎日選手達と顔を合わせている。
日焼けしていて風呂入ると気持ち悪い姿だ。
ウェットスーツ着ているようだ。
お互いの意地のぶつかり合いにしたいのだが、
意地がぶっかり合っていない。
俺の魂が40人の選手達を圧倒している。
分かつているけど、なかなかうまくいかないものだな。
この夏ののテーマは「ボールを大切にする」だ。
すると彼らはドリブルをやめてボールをパスしだす。
パスを出せる仲間を捜し出す。
バックパスしているヤツもいる。
どうみてもグランデサッカーではない。
5月に静学へ行ったときも、静学選手の方があきらかにボール大切にしていたし、
先日再戦したときも、危機感を感じた。
このままではいずれ勝てなくなるし、なによりも一人の選手として静学の選手達よりも上手い選手が出てこない。それじゃプロなんて全く届かないな。
グランデサッカーとは
敵も味方も応援している全ての人が観ていて楽しい、感動するサッカーを目指している。
上手いだけ、強いだけのチームを目指していない。
その為には選手達が自分の意志で、全力でサッカーを楽しんでいることが大前提である。
ボールを大切にするなんていまさら言うメッセージでもないのに、あえて言っている意味を理解というか、感覚で感じて欲しいのに。
そして、大切なものなら人に渡さなければ良いのに。
時限爆弾でもないのに、なぜそんなに早く人に渡してしまうのだろう。
大切なものなら自分で確保しているのが一番安心だと思うけど。
まぁーそんな中で、今日も、相手陣地に21人がいる状況で全ての得点をあげることが最低レベルと話をした。
GKはDFに渡す。FWに渡しちゃうとDFもMFもボール触る回数が減ってしまうから損だろう。
良い判断とは自分達が有利になることだけではなくて、不利な状況を作り出しそこからトライすることも良い判断ではないだろうか。
ボールを大切にすること。
それはサッカーが大好きな少年であれば当然のこと。
明日も明後日も・・・・毎日朝から晩まで
挑戦しつづける。
八ヶ岳から世界への道を信じて。