先週末、土曜日は新1年生のセレクション。
日曜日は3年生送る会。
新たなる出会い、そして旅立ちの週末であった。
今年で第9期生を無事送り出せた。
今年の子供達は本当に私を困らさせてくれた。
何度負けそうになったことであろうか・・・。笑
それでも、同時に今までにないほど私自身も成長できた。
これも今年の3年生のおかげだ。本当にありがとうだ。
彼らと関わらなかったら、きっとサッカー以外の勉強をこれほどまでにしなかつただろう。
特に教育心理学関係はどっぷりと勉強した。何度所沢まで通ったことか。
学校の先生のようだな。
毎年ながら結局は子供達から学ぶ事の方が多い。
話しは少し変わるけど
私の父親はステンドグラス作家である。周りの方は芸術家と呼んでいただいているようだが本人も私も職人と思っている。
職人とは「自分の技術を探求し、自信を持ち、金銭や時間的制約などのために自分の意志を曲げたり妥協したりすることを嫌い、納得のいく仕事だけをする」、「いったん引き受けた仕事は利益を度外視してでも技術を尽くして仕上げる傾向」などを指す。と辞書に出ている。
まぁー芸術家も同じなのだろうが、職人とは誰でも言えるけど、芸術家は自分で言うものではないと思っている。
私もそんな環境で育ったせいなのか、サッカーコーチとは職人であることが自分のプライドとなっている。
15歳の青年にはまだまだ物事を客観的に判断できないことも沢山ある。
彼らが大人になった時。
多くの経験を積み物事を判断できる時期が来たときに少なくとも、中学時代に教わったサッカーコーチは俺に対して真剣に関わってくれた人なんだと感じてくれた時がくることを信じて接している。
間違っても「いい加減な人だったんだな」とは言われたくない。
「あんなヤツの言うことを純粋に聞いていた俺は損した」とだけは言われたくない。
本物の職人の方はきっとそんな気持ちで仕事をしていると思う。
耐震偽造、食品偽造・・・・。沢山あるが、
サッカークラブ偽造だけは勘弁してほしいものだ。
そして新たなる出会いのあった新1年生達。
彼らとのこれからの付き合いが楽しみである。
環境が人を良くするのではなく、人が良い環境を作り出すものであり、
良い人間が自然と集まるものである。