SMCのすすめ
福沢諭吉「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
あまりにも有名な一節だ。
実は昨日、昨年9月1日から受講していた
JFAのプレジデンツ・ミッション11スポーツマネジャーカレッジ(SMC)が終了した。
全国から集まった職業も年齢も立場も様々な仲間32名と奇妙な関係が構築された。
元プロ野球選手の怪しいミャンマーブローカー、どう見てもヤバイ怪しいが・・・本当は少年の心を持ち続けている優しい教師、息子と同世代の新聞記者そしてサッカー協会の重鎮の方々・・・。
もっとも私が一番変わり者であったかもしれない。
他にも様々な仲間と過ごした半年間は私の財産となったことだけは間違いない。
いつも指導者としての立場であっただけに生徒の立場として徹底的にいじめられた事はとても良い刺激となった。
これでもか・・これでもか・・と・・・課題を出され、提出日に追われ続け、何日となく朝方まで机に向かっていたことであろうか。まさに鬼だな。(いつも俺も選手達にそう思われているのだろうと思ったよ)
それだけに、日頃選手に言い続けている通り、私もいかに楽しむかを心がけた。
特に終了を控えたこの1ヶ月間は自分の課題を取り組むというよりかは、ポストカードを幾度となくやり直し、DVDの構成を何度となくやり直し・・・誰に頼まれているわけでもないのに・・・みんなの事を考えられた楽しい時間であったな。
このSMC是非お奨めしたい。
と言っても非常に多くの時間を必要とするし、飲み代も毎回相当必要となる(笑)
もちろん各都道府県サッカー協会理事長の推薦が必要となると思う。
私も無事卒業できたのは、クラブのスタッフ、選手、本業をお手伝いいただいたバブちゃん。そして家内と娘の協力がなければ絶対に出来なかった。
本当に感謝の言葉しか浮かばない。
ありがとう。みんな。
坂口さんにいわせればこれもまたマネージメント能力だそうだ。
坂口さん褒めちゃうけど、直島プランをこの講義に入れてくる所に私は坂口さんの人間としてのセンスを感じた。
サッカーは足でやるスポーツと考える指導者や、
サッカーは頭でやるスポーツと考える指導者もいるけど、
サッカーは心でやるスポーツと考える指導者となるには、このSMCの中で様々な方々と触れあう事で少しは感じられるかもしれない。
ヒントは直島だと思うよ。
学問をすることで自分の意識がはっきりし、経済がうまく回り、幸せな生き方が出来ると福澤は言っています。
最後は「人間のくせに人間を毛嫌いするのはよろしくない」という言葉でしめくくられています。
そこでは、他人と積極的に交際し、知見を広めて、この社会全体を良くしていこうではないかという明るい展望が語られています。
個人、人間関係、コミュニケーションの問題と、社会の作り方、国の支え方みたいなものがひとつながりになった一つのモデルをこの本は提示してくれます。学問のすすめ
(現代語訳 (ちくま新書) [新書]福澤 諭吉 (著), 斎藤 孝 (翻訳) 斉藤孝より)
「SMCは人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
今後もそんなSMCであり続けていかれますように!
DENさん 素晴らしいブログをありがとう。感動した。SMCの修了証を授与された者には、大きな期待と使命、結果と成果が求められる。昨日のチューター、講師の面々からのごあいさつの中で沢山のプレッシャーが掛けられました。当然のことと受け止め実践したいと考えております。今後ともご支援を!
FBにも書いたけど
DENさんは,開拓者?先駆者?って感じで
おれにとって,
追いつけ,追い越せって感じ。
まぁ,とにかく,そこへ行って,生で見ると
また,闘志が,わくんじゃろぉなぁっておもってます。
(^o^)
うっしーさん。
半年に渡り、こちらこそ学ぶことばかりでありがとうございました。常に自然体で驕ることのない姿勢はとても勉強になりました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。そしてまた色々とお話聞かせてください。
カズさんの生徒は幸せですね。(女の子はどうだかわかりませんけど・・・笑)俺はこんな先生が本当に実在することが奇跡だと思うけど・スイマセン・俺の理想の先生ですよ!最高ですね。心から敬意しています。マジです。